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なにかあり/とくになし

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

省略の末日

小野瀬雅生ショウのレコ発記念ライヴ@原宿アストロホール。 だったのだが、諸事情により、目撃出来たのは、 舞台にあがるメンバーの姿と「Hungry Guitarist Blues」のイントロのみ。 その後の頭をがんがん揺さぶられるような展開については略す。 手術後の…

DNAの不意打ち

母親から電話。 手術をしたことをここに書いたのを読み、心配をしたらしい。 手術の模様と患部の状態を説明する。 切除されたはれものが、白いあずきみたいだったと言ったら、 それはぼくの祖父(父方)にもときどき出来ていたものだったという。 ちょっと安…

マウス雑感

マウスが壊れたので、新しいのを買いにゆく。 マックのOS9対応の製品って、 もうほとんど売ってないんだということを知る。 ラップトップでは、 マウスではなく“指でおさわり”でやっているが、 はっきり言って、あの感じ、あんまり好きじゃない。 マウスの方…

ケンカ盤

廉価(れんか)盤を“ケンカ盤”だと読んだやつがいる。 安さで買い手に喧嘩を売っていると思っていたんだそうだ。 ほんまかね。 でも、この嘘、上等。 ちなみにぼくは倖田みきを、“でんだみき”と読んだことがある。

かわかずおに三跪九叩頭

かわかずお「パチ漫〜かわかずお作品集2002-2005」(洋泉社)買ってしまう。 ちなみに“パチ漫”とは、 “パチンコ漫画”ではなく、 本物のようで偽物という、愛ある“パチモン漫画”のこと。 主として作者が通過してきた70〜80年代の名作漫画を素材にした、 あき…

湖のひみつ

ヤン富田の新作CD「フォーエバー・ヤン」と同名の本が発売された。 そして今日は原宿のどこかで、 限定100人お披露目ショーケースが開催されているはず。 DOOPEESも出演とある。 ウルトラセブンのDVDを取り出し、第3話「湖のひみつ」を見る。 敵は、双子の美…

うずきはしないが、鈍い違和感

「うさぎドロップ」宇仁田ゆみ(祥伝社)の一巻が出ていた。 買わないわけがないね。 手術二日目の消毒。 昨日とは違う先生。 最初に診察してもらったとき、大学病院へ行けと言ったのはこのひとだ。 気のせいか残念そうな顔をして消毒敢行。 患部はぼくの目…

結構血だらけ、患部糸だらけ

「じゃあ、手術しちゃいましょ」 「今日ですか?」 「はい。今すぐです」 というわけで、手術した。 場所は秘密だが、以前から出来ていたはれものを切除。 本当は大きな大学病院を紹介してもらい、そこで施術という予定だったのだが、 二週間ぶりに訪れての…

GUIROが来るアゲイン

GUIROが名古屋からやって来る。 5月27日(土) 『music from the mars vs Guiro vol.2』@mona records 出演:music from the mars / Guiro(名古屋) opening act:Miniature Band open18:30 start19:00 前売\2000 当日\2300 夜中に足がひどくつった。 なお…

ダイアモンド・ヘッド

「ストレンジ・デイズ」7月号発売。 「ジャケガイノススメ」再発シリーズ9タイトルのガイド執筆。 ツマがプロレスのTシャツをデザインすることになった。 これは企業秘密の部類になるから、まだ何も言えないが、 家に帰ってきて机の上にその手の資料として、…

だからこの世は世知辛い

銀行でお金を下ろすとき、 暗証番号を定期的に変えろ、というメッセージが出てうるさい。 暗証番号、あるいは、パスワード。 ユーザー・ネームにハンドル・ネーム。 いったいどれほどの名前や番号を持たされているのか? 尊敬する明治のメリケンジャップ、谷…

溢れでる写真

リー・フリードランダーの写真集「American Musicians」をめくる。 この高名な写真家に用があるのは、 50年代後半から60年代のアトランティック・レコードで ジャケット写真を数多く手がけているから。 ローランド・カークの「溢れでる涙」のアウトテイクな…

何となく暁

「CDジャーナル」6月号発売。 隔月連載「暁の輸入盤ハンター」掲載です。 この連載、輸入盤のDVDを紹介するもので、かれこれ3年近く続いている。 当初、編集のKくんからいただいたタイトルは、 単に「輸入盤ハンター」。 それだと素っ気なさ過ぎると思い、 T…

鳩が豆くってパッ

金田一春彦先生の「ことばの歳時記」(新潮文庫)をパラパラとめくる。 昭和40年の1月1日から12月の31日まで、 東京新聞に毎日連載された日本語メモ。 日めくり形式になっていて、めっぽう面白い。 中でも出色は4月2日の「記憶術」という一節。 お出かけ前の…

出来てうれしい花いちもんめ

本日は〈フィンガー・スナッピン・ミュージック〉シリーズ第三弾、 ボサノヴァ篇・全8タイトルの発売日。 ハイファイ・レコード・ストア大江田&松永の監修としつこく言っておく。 ジュリアス・ウェクター&ザ・バハ・マリンバ・バンド「フレッシュ・エアー…

この雑誌、熱病あり

「ミュージックマガジン」6月号に、 インクレディブル・カジュアルズのライヴ評書きました。 Kさんから教えていただいた「WAX POETICS」という音楽雑誌(洋書)をようやく入手。 パラパラとめくる。 最新号の表紙はビル・ウィザース。 その前がミーターズ。 …

衝撃→なぞなぞ

ちょっと衝撃的な事件が起きてしまって気もそぞろ。 音楽的な話ではありません。 そのうち、白状するでしょう。 で、話は一気に変わって……、 いや、変わらない。 事件は唐突で衝撃的すぎたのだ。 それじゃあんまりか。 ではなぞなぞをひとつ。 新幹線は男? …

わかりまーす! わかりませーん?

恥ずかしながら、 結構いびきをかくらしい。 ごくまれにだが、 自分のいびきで、 しっぽで顔をなでられるように目が覚めたこともある。 ズズズという音の余韻のみが感覚として残る。 寝言はそれほど意味のあることは言わないらしい。 ただ、高校生の頃、 夜…

にしびラブ

ぼくの実家のある熊本県八代市から 鹿児島まで九州新幹線が通っている。 その新幹線の愛称を募集するというときに考えた名前が「にしび」。 いやー、西陽(にしび)って、悪いイメージばっかりじゃないよ。 夕焼けを見て泣いたことあるだろ。 スクービードゥ…

この夏はおセンチで

「レコードコレクターズ」6月号にて、 青木啓先生監修のカクテル・ピアノ(&オルガン)のシリーズ、 「ユニバーサル・ピアノ&スウィート・コレクション」10選をガイドしました。 シリーズと言えば、 またまたハイファイ大江田&松永監修のCD再発・新シリー…

ブラック永

永六輔の語りおろし自伝「生き方、六輔の。」(構成:矢崎泰久/新潮文庫)を読む。 このタイトル、当然「永です」という永さん独特の快活な口調で読むのである。 「。」が付いているところが姓名判断の結果のようでもあるが、 それはうがちすぎ。 テレビ創…

条件反射は木久蔵で

条件反射という言葉がある。 からあげを見るとよだれが出る、とか。 ぼくの場合、トイレに入って腰を下ろしたときに、 必ず思い出してしまう話がある。 林家木久蔵が、あるとき「笑点」で言ったネタ。 お題は、手を上げて「あ、しまった!」と叫び、 「どう…

サムシング・イン・ジ・エア

エアマック・カードをiBookに入れた。 ワイヤレスというやつだ。 電波が空を飛びます。 ヨーロッパあたりでは、 町なかを飛ぶ電波の規制がゆるく、 貧乏学生は皆、窓際にPCを置いて、 接続料無しでネットやりまくりだという話を聞いた。 しかし、渋谷のApple…

出会わないという出会い

ジャド・フェアが来日して、 もう帰ったらしい。 そう言えば、インクレディブル・カジュアルズのライヴ会場で、 吉本栄さんと久々にお会いしたときにこの話題は出ていた。 「行きますよ!」と答えたものの、 勝手に6月くらいと思い込んでいたのだ。 でもまあ…

IGWP

ゴールデンウィークが終わるという。 わたし(I)はゴールデンウィーク(GW)にピリオド(P)を打つ。 IGWP。 なんだそれ。 そんなけだるさとは縁を切り、 ひたすら入稿を目指す。 明日の朝一番で。 とにかくここんとこずっと細かい細かい字を眺めて作業しているの…

窓の外からシャンシャンシャン

西から近づいてくる低気圧が、 からだに作用する歳になってきた。 疲れがどうも抜けません。 それはそうと、明け方の話。 窓の外からシャンシャンシャンと、 サンタクロースみたいな鈴の音がする。 続いて、ギャンギャンと狂ったような犬の鳴き声。 ツマとネ…

少女レコードコレクターズ

今あったら、何となくいいなと思った雑誌名。 「少女レコードコレクターズ」。 レコード屋の仕事をやって長いけど、 女の子(女のひと)でレコードを集めている人ほど、 興味深く、核心が読めない人種はいないからだ。 飽きっぽいくせにヘンに一貫してるのも…

2006年5月4日のDOOPEE TIME

お店に入ってきた女の子(20代くらいか)が、 いきなりアンドロイド・シスターズのCDなんかを手に取ってしげしげと眺め、 やがてカウンターにやってきて、 「チラシを置かせてください」と、 かわいい声で言った。 そのチラシとは、 ヤン富田の著作&新作CD…

ブックカバー考

駅前には新刊書店が3つあって、 それぞれちょくちょく利用する。 そのうち、駅ビルの中にある一軒は、 いかにも中道な品揃えで、 あまり好奇心がくすぐられるところはないのだが、ただ一点。 ブックカバーの装着についての美学はズバ抜けている。 文庫でもコ…

女はそれを我慢できない

少女(女性)漫画熱に拍車がかかっていて、 そういうことは女子に訊くのが一番と、 ツマを筆頭にいろんな方々に「面白いのはどれ?」と訊いたりしている。 が、 返事があまり芳しくない。 きゃつら、漫画読んでねえ。 あるいは、昔は「りぼん」や「別マ」を…