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なにかあり/とくになし

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

実録 12月31日

正月休みに入ったということで 少しだけ遅く起きた。 年賀状の印刷をしたり、 ツマと正月用の食材の買い出しに行ったり、 宿題となっている取材のまとめをやったり、 東京に居残った中野の弟と年始の予定を確認したり。 そんなこんなのうちに日もとっぷり暮…

北国から来たミックスCD、2枚

ハイファイ・レコード・ストアの 2007年の営業が夕方5時にて終了。 今年最後に売れたレコードは パーシー・フェイスの 「I Think I Love You」。 ステファン・スティルスの 「Love The One You're With」の ナイスなカヴァーが入ってるやつ。 そのあとは店内…

特典、おれ

ディスクユニオンで帯・解説付仕様で配給される ジェニファー(ウォーンズ)のCDに 解説を書きました。 そのディスクユニオンで 来年1月12日(土)に開催される ロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズ 「フル・サークル」発売記念トークシ…

パン屋と中華料理店

HMVのサイトで連載中の グッドラックヘイワのリレー・コラムで キーボード野村卓史と わたくし松永良平の クリスマス・イヴ対談が掲載されました。 今日は風呂では よしながふみ「愛がなくても喰ってゆけます」(太田出版)を 読んでいた。 セミ・ドキュメン…

ノックアウト和田誠

「Player」2008年2月号届く。 初めてのお仕事です。 エドガー・ジョーンズのインタビューを モノクロ・ページで1ページやりました。 「週刊文春」の年越し号、 表紙にまたしてもノックアウトされた。 和田誠さんのネズミ・コミック、 画風をアメコミ調に変え…

天津丼を捧げます

年末進行の隙間を縫って 今日しかないんだと吉祥寺へ。 クエンティン・タランティーノと ロバート・ロドリゲスの B級偏愛大作映画 「グラインド・ハウス」完全版を バウス・シアターで二週間限定で再映しているのだ。 プレミア上映(8日間のみ!)を見逃して…

お茶漬け for you

帰りがけに 渋谷駅2Fのキオスクで 「イブニング」を買ったら、 店員のおばさんが 「これも持ってって!」と 包みをくれた。 永谷園のお茶漬けを一袋、 ご贈答用に包んだ ノベルティであった。 袋の中で 揚げ玉がサクサクと震える音が クリスマスの鈴の音の代…

イヴ妄想

志村貴子「放浪息子」(エンターブレイン)の7巻を買って家に帰る。 今日はとある取材を兼ねた自宅での設宴。 イヴに男ふたりが対談したらおもしろいねという提案が ころんと転がり、 関係者の方々も交えた飲み会になったわけ。 シャンパンのアルコール度数…

尻に火がついた

そんなに遠くない昔、 半年ほど減量に燃えていた時期があり、 やたらと腹筋ばかりしていた。 一日に200回とかやっていたのだから、 われながら 瞬間的にすごいスポーツマンになった気がした。 アメリカにレコードの買付に行った先でも じゃんじゃんやった。 …

イージーリスニング風来坊

過日、 お店にかっぷくのよろしい、 しかし、どこかあやしげな紳士がやって来た。 イメージとしては 筒井康隆を若くして風来坊にしたような感じの御仁。 マントのようなコートを羽織り、 スーツを着流しのように着こなしている。 目が合うなりのご質問。 と…

8巻、読み直しを命ず

福満しげゆき「僕の小規模な生活」(モーニングKC)を 買いに行ったら、 ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(アフタヌーンKC)の 9巻も出ていた。 「おお振り」をめくって いきなり違和感。 あれ? 西浦と桐青(高校の名前です)との試合って 終わったんだ…

ミックス漫画-R

サケロック@東京キネマ倶楽部 二日目。 前半は大阪同様のアコースティック・セット。 後半のエレクトリック・セットをはさんで 最後は合唱。 そのアコースティック・セットで、 「穴を掘る」をもう一回やり直すことになり、 その場でのやりとりがおもしろか…

トロンボーンに梅酒のソーダ割を

「CDジャーナル」2008年1月号届く。 長谷川健一という京都在住のシンガーの CD2枚をレビューしました。 サケロック@東京キネマ倶楽部、初日。 余裕を持ってハイファイを早退したはずなのだが、 渋谷から鴬谷は結構遠かった。 そういう思いは 共通したものだ…

スモール・サークル・オブ・フレンズに祝福あれ

発売日には一日早いのだが、 ロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズの 40年目の新作「フル・サークル」を 買いに行った。 特典は LPスリーヴであった。 からのLPジャケットのことである。 濱田高志さんと前に話したときに そんな特典を用…

毛利久

「ミュージックマガジン」08年1月号発売。 「レコスケくん」完全版のレビューを書きました。 先週の話のつづき。 大阪からの帰りの新幹線で、 横山剣の書き下ろし自伝 「クレイジーケンズ・マイ・スタンダード」(小学館)は ツマが読んでいるので、 ようや…

ヴィンセント・ベル

福田教雄さんから 彼が作った新雑誌「スウィート・ドリームス」を 送っていただいた。 中に ニューヨークのセッション・ギタリスト、 ヴィンセント・ベルを紹介しているページ(水上徹)があった。 それを読みながら、 ハテ? つい先週、このギタリストの話…

冬の自転

昨日、恵比寿tenementで行われた「Encore!」。 おかげさまで盛況でした。 お越しいただいたみなさま、 ゲストDJの平林伸一さん、小西康陽さん、大江田信さん、 どうもありがとうございました。 明け方からさらに街にくり出した方々も いたとかいないとか。 2…

本の本

JAZZBOレコードの店主、 横山さんとお会いしたのは 初めてだった。 初めてだったと思ったのだが、 横山さんは ぼくの顔に見覚えがあるという。 「●年ほど前に ●●●に買付で行かれてませんでしたか?」 なるほど、そうかもしれない。 だが、 ぼくの方には記憶…

天丼を追う

大阪の朝は くもり。 この日、 最大のイベントは、 小野瀬雅生推奨、 千日前「天丼の店」にて 天丼を食すこと。 大阪の名物はさておき、 今回はこの店を追い求めたかった。 レコード屋をうろうろし、 裏筋を東西南北すること数時間、 午後3時すぎに店に入る…

びゅんびゅんと西へ

新幹線のぞみは びゅんびゅんと西に向かう。 車中、 ECDの書き下ろした 自伝的音楽史 「いるべき場所」(メディア総合研究所)を読む。 移動速度が読書に影響しているのか 名古屋に停車する前には読み終えてしまった。 読み止められなかった、 と言うべきな…

通りすがりの心配者

あるお店で買物をして 領収書をもらったら、 若い店員さんが 突然突っ伏して寝たんじゃないかと思うくらい 紙に顔を近づけて字を書いた。 棟方志功じゃないんだから。 いや、それよりも、 彼の目の焦点は どの辺で合っているのか心配だ。 心配と言えば、 通…

ウェルカム・バック

テレビで目にした光景が 本当にしあわせだと思える瞬間には なかなかそう簡単には出会えないのだが、 今日、 ブラウン管の中で忌野清志郎が歌っている姿は 心からよかったと思えるものだった。 病に倒れる前よりも ひょっとしたら声が つややかに出ているの…

クリスマス・スピリット

赤と緑で花屋さんの店先を彩るポインセチア。 クリスマス・カラーが 街を飾り始めたのはいつごろからか。 我が家のトイレには 世界各地のタバスコを集めたカレンダーが貼ってあるが、 赤と緑というなら トウガラシだってクリスマスの一員だろう。 トマトとレ…

供養会のカウンターにて

ぼくも出演した 「SleepWalk」というDJパーティーに続いて行われた 「レコード供養会」@高円寺コネクシオンの カウンターにようやく着席することができた。 この会から派生した 「ネオ・レコード供養会」のメンバーに 一応名を連ねさせてもらっているけれど…

8歳の心

昨日(6日)は 甥っ子の誕生日だったので、 メッセージを送ったのはいいのだが、 送ったあとで考えた。 甥っ子も、もう8歳。 それぐらいの年頃になると、 そろそろ、かわいいかわいいは卒業なのかもしれない。 自分の8歳だったときの心を思い出してみる。 19…

ステイ・イエロー

今週の土曜日(8日)は 高円寺コネクシオンでDJです。 あらためて告知を。 「SleepWalk」 2007年12月8日(土)19:00〜23:00 DJは 藤徹 菅野一成 HIDE 松永良平 クリスマスCDのプレゼントがあるそうですよ。 プレゼントと言えば、 実家に帰っていたハイファ…

生ゴミのかたまり

訳詞などを担当した レイ・デイヴィスの新作 「ワーキング・マンズ・カフェ」本日発売になりました。 帯のキャッチ・コピーが 「レイ・デイヴィス節満載!」になっている。 これはレコード会社の方が考えたものだが、 “節”という部分が妙にツボにきた。 節と…

ぼくの有酸素運動

久しぶりに あてもなくレコードを探して街をうろうろ。 高血圧その他もろもろの宣告を受けた身として 重要なのは日常的な有酸素運動。 この場合は継続的なウォーキング。 それがすなわち、つまり減量につながる。 若い頃は、やせていた。 こうやってレコード…

短冊に冬の願いを

7インチ・シングルのことを “ドーナツ盤”と言ったりするが、 3インチ(8センチ)のCDシングルを納めた 日本独自の縦長CDジャケットにも かつて“短冊”という愛称めいたものがあった。 短冊であれば、 季節外れの冬であっても、 そこには未来への願い事がこも…

打ち上げできいたこと

カクバリズムの打ち上げで スマッシュ・ウェストのS嬢に 来年1月に ミシガン州のワンマン妄想ポップメイカー、 スフィアン・スティーヴンスが 来日コンサートをするのだと教えてもらった。 マジですか? ランディ・ニューマンの現代版とも言われる 鬼才映画…