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なにかあり/とくになし

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

真ん中のひと

過日。 ツマとふたりで自転車に乗っていて 狭い曲がり角に立っていた 年嵩のサラリーマンを二台で 挟み込むかたちになってしまった。 そのとき、 サラリーマンが大きな声でひとりごと。 「真ん中だ〜」 人間、心の中で思っても なかなか口に出さないタイプの…

すいません。犬からメールです。

MXテレビ「TOKYOモーニングサプリ」のことを続けて書く。 ほっしゃん。がホストだからと言って、 毎朝、鼻からうどんを食べる持ち芸を披露しているわけではない。 結構、きまじめに進行をしている。 今朝の「半蔵門サミット」は 「犬はペットか、人間か」と…

朝からほっしゃん。

アメリカ買付から帰ってしばらくは時差ぼけが続き、 いやでも早くに目が覚める。 そんなとき、 ふとテレビを点けると、 朝からほっしゃん。。 その横には 流暢な日本語を話す外国人の方々がいて 朝からテーマをもうけてケンケンガクガク。 司会進行がほっし…

新しい肥満の研究

シンコーミュージックの新雑誌 「ROCKS OFF」創刊2号届く。 はっぴいえんど特集の一環で 小倉エージ×山本隆士対談のまとめを 担当させていただきました。 打ち合わせと取材が連続する予定で、 なおかつ、午後から天気も悪くなるというので 半ズボンをやめ、 …

はじめてのDJたいけん

今にして思えば ぼくの人生で最初のDJ体験というのは 30年ほど前のことだったかもしれない。 小学校も三年生になってクラス替え。 それがきっかけで親しくなったT君の家は 歩いて10分ほどのご近所さん。 よく遊びに行くようになったある日、 居間に置いてあ…

エイプリル・マーチのこと

タランティーノの新作映画 「デス・プルーフinグラインド・ハウス」のサントラで エイプリル・マーチの「チック・ハビット」が 使われているという。 まだ映画を見たわけでもないのに、 サントラの収録曲にその名前を見ただけで、 「ギャッ」と目を射抜かれ…

100メートル走の未来を考える

陸上競技の100メートル走。 9秒いくつの、 100分の1秒で争われる世界。 それがこの競技の醍醐味だろう。 20XX年、 このやっかいな速さの記録というものが 陸上競技から消えたとする。 つまり、 100メートル走を速さで争ってはいけない。 もしも、そういう規…

田中系

小西康陽編集渋谷系コンピCDを聴いていたら、 むらむらっときたので またまたCD-R作りました。 タイトルは渋谷系に対抗して「田中系」。 なんですかそれは。 ピンとくるひとにも そうでもないひとにも 全31曲80分。 夏の終わりのくたびれかけた蝉の声が BGM…

「世界哲学」と「余はく」

シャッグス「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」 紙ジャケ盤にてハヤブサ・ランディングスより発売。 解説を書かせていただきました。 監修というか字句を提供した ディスクユニオンの特典である妄想帯も無事完成。 ちなみに妄想帯では邦題は 「シャッグ…

寝ている割には幸運だ

久々の完全休日で ほぼ一日中寝ていた。 意識がもうろうとする中、 ときどき起きると、 佐賀の高校の逆転満塁ホームランを見たり、 ヴェトナムの若いサッカー代表チームのために 舌足らずのヴェトナム人の女の子がうたう国家を聴けたりした。 何て歌手なのか…

狂剣楽団的全漢字名曲選

「ミュージックマガジン」9月号にて 拙著「20世紀グレーテスト・ヒッツ」がレビューされました。 評者は小川真一さん。 おそれいります。 クレイジーケンバンド「SOUL電波」の ベストトラックとして評判高い一曲 「路面電車」を聴いているうちに、 CKBの楽曲…

ウィークリー・ワールド・ニュース終刊によせて

「ウィークリー・ワールド・ニュース」を 久々に手にしてみたら、 なんとそれが最終号だった! 「ウィークリー…(WWN)」は 東京スポーツ紙の一面記事の作りに大きな影響を与えた (相互影響だと東スポは主張するかもしれないが) アメリカ随一のタブロイド…

お盆過ぎのあれこれ

「CDジャーナル」9月号にて 渋谷系原稿(小西康陽インタビュー含)掲載。 「ミュージックマガジン」9月号にて 渋谷系特集のうち 影響を与えた洋楽ディスク4枚の解説を掲載。 スウィート・ホリワイアンズのアルバム・レビューも執筆しました。 7月に出たと思…

フランク・ミルズ

フランク・ミルズ。 カナダ出身のピアニストで作曲家。 ポップス・グループのベルズでデビュー。 脱退後、ソロでイージーリスニング路線に転じ、 1979年には「愛のオルゴール」が全米3位の大ヒットとなった。 「愛のオルゴール」と言われても、 もはやたいて…

テリイさんは我が道をゆく

テリー・サザーンの短篇集 「レッド・ダート・マリファナ」を訳したとき、 編集者から「こっちもおもしろいんですけどね」と 薦められていたサザーンの長篇小説 「ブルー・ムーヴィー」が 昨年、早川書房より邦訳され出版されていた。 アマ●ンで早速、著者検…

つり革的進化論序説

世の中には2つのタイプの人間しかいない。 それは、 電車に乗ったとき つり革を片手でつかむタイプと 両手でつかむタイプだ! 両手でつかむ行為は 猿が木からぶらさがる本能に近い。 そういうひとは 猿の遺伝子が濃く残っているのかもしれない。 ぼくはとい…

視線のゆくえ

男性用のトイレ(小用)で 放出先に標的となるマークを置き、 なおかつ、そこに広告を打つという 新手のアピールが話題になった。 視線のゆくえが 無意識のうちに一致するということは 他にも結構ある。 こないだ気がついたのは エレベーターのドアが閉まる…

マルシェMyラブ

好きなカレーを訊かれたら、 チキンでもビーフでもなく インドでもジャワでもなく 「中村屋」でも、どこぞの名店でもなく、 ただひとこと、 「カレーマルシェ(中辛)です」と答えたいときがある。 コンビニのレトルトカレーは 最近は、売り場の広さの問題も…

あたし、リトル・リチャードっていうのよ

チャック・ベリーの生誕60周年を祝った 映画「ヘイル! ヘイル! ロックンロール」 のDVDデラックス・エディションを見ていて、 どうしても気になることがある。 アメリカ版(4枚組)に収録の ロビー・ロバートソンによる チャック・ベリー・インタビューが …

盆、盆、盆

お盆まっただ中に突入。 ぼんぼんぼん ぼんぼんぼん 6時の鐘がなりました〜♪ 小学校の運動会で 男子の組体操が終わると 女子がそんな歌詞のついた曲を踊っていた。 ゆったりとした 短調のメロディ。 ちょっと不思議に沈み込むような雰囲気と “ぼんぼんぼん”…

蚊帳の中で

「はい、それじゃ今回はあたくしは 帰らせていただきますよ」 原稿のお盆進行がどうにかこうにか片付き、 (一部は後回しにもなり)、 女中シメキリは ようやく荷物をまとめて 帰って行った。 シメキリの画像としてのイメージは 本田ちよであることは以前に…

日日日日のことなど

最近、一番おもしろい読み物は 東京スポーツに毎週一回掲載されている 藤本義一の「日日日日(ひびじつじつ)」。 このエッセイ、 もともとは遠い昔に朝日新聞の夕刊に連載されていたらしく、 そのときの文章をまとめた単行本もある(絶版)。 それがいつご…

一休速報

このブログでは野球の話はしないと決めている。 しかし、以前に書いたかもしれないが、 ぼくは関西の某縦縞球団のファンである。 仕事中もネット上の プロ野球速報などをチラチラと覗き見ては、 日々の作業の糧としている。 重宝しているのは Yahooの一球速…

はっぱ妄連想

8月8日。 はっぱ64。 九九の言い回しだが、 由利徹、南利明らと脱線トリオを組んでいたコメディアン、 八波むと志の芸名の由来でもある。 はっぱ、むとし(6と4)。 由利徹と言えば、 もう15年以上前、 阿佐ヶ谷の駅前でサインをいただいたことがある。 駅前…

休まない女、山崎さやか

お盆のシーズンが近づいてきて、 週刊漫画雑誌は軒並み、合併号になる。 最近はゴールデンウィークも合併号になる。 また、週刊連載をしていても、 事実上3勤1休、 あるいは開き直って隔週連載だなんて作家も少なくない。 もちろん、それで充実した作品が読…

トイレ秘密指令

とある高速道路のサービスエリアでの話。 用を足して、 手を洗おうとした。 最近の手洗い所は 節約の意味もあってか、 たいがいオートマティックになっている。 その手洗いシンクも、 ごたぶんにもれず 蛇口の付け根にあるセンサーに手をかざして その反応で…

海獣の子供

五十嵐大介「海獣の子供」(IKKIコミックス)を買った。 1巻と2巻同時発売で、 今は2巻の途中。 その前段として、 同じ五十嵐大介の「カボチャの冒険」を、 ちょっと前に買っている。 田舎で猫を飼うというドキュメントめいた作品で、 猫の姿態(とくになに…

奇観! 神宮前でナイアガラを見た

暑い。 “うだる”という形容がもっともふさわしい夏。 “うだる”という言葉の語源はもともと “ゆだる”(卵などが)とおなじだそうだ。 アスファルトからの強烈な照り返しで、 ぼくらの頭はゆでたまごになって固まってしまう。 半熟でいられるように、 気分だけ…

女中シメキリ保護観察期間

駅ですれ違った女の子が 携帯で話している。 今風に着飾っているのに、 訛ってる。 夏だな。 女中シメキリによる保護観察期間のため、 本日は手短かに。

ATTACK NOW!

女中シメキリが、 つり目を通り越して、 目が縦になってしまった。 おお怖。 近所の小学校のそばで 横断歩道を取り仕切る緑のおじさん(?)が 着ていたTシャツに ひとこと大きく 「ATTACK NOW!」。 おじさん、 それは、やばかろう。 それとも太陽の熱射が …