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なにかあり/とくになし

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

プリンス、かけます

「プリンスをよくかけてますね」と DJの最中に言われたことがある。 “よく”というほどかけたつもりもないが、 確かにそのときは 「ラズベリー・ベレー」のシングルをかけていた。 ちょうど7インチを手に入れたばかりで うれしかったから。 プリンスなら いつ…

2008年の桜

函館に住む先輩から 春の便りが届いていた。 便りとは おもむろに選曲されたCD-R。 去年の暮れに届いたのが ファースト・アルバムだとしたら、 こちらはセカンドか。 ぐっと春っぽくなった選曲に ちょっとおどろく。 エルヴィス・コステロが鳴った瞬間、 つ…

業務連絡

京都のバンさま 先日は電話に出ることができず 大変失礼をいたしました。 もう大丈夫です。 ご連絡お待ちしております。

こども、アホになる

山手線のホームで ついに見た! 「3の倍数と 3の付く数字のとき アホになる」こどもを。 「こどもに見せたらアホになる」という 何十年も前から 俗悪番組とか表現をやり玉に挙げてきた バカなおとなの言い草が 「アホになる芸を真似しているだけ」という行為…

1999年の桜

246から折れて 神宮前の小道に入ると ほぼ満開の桜が目につく。 桜を見ると しみじみ思い出すのは 1999年の桜。 リズム&ペンシルの創刊号を 出したあとの春だったからか? 借金かかえて 職もなかった。 そうだと答えると それなりにサマになるのだが、 違い…

またかげろうにもどったひと

いちかたいとしまささんから 郵便物が届いていて 封を開けたら 待ちわびたファースト・アルバムの サンプルCDが入っていた。 いちかたいとしまさという いい年をした 風変わりな名前のシンガー・ソングライターを 大滝詠一そっくりの声でおもしろいと 騒ぎ立…

読まずに寝る

おかげさまで体調もだいぶ回復。 取材で訪れた恵比寿で お気に入りであった西口の 古いルノアールが閉店になっていた。 ショック。 いくえみ綾「潔く柔く」7巻 椎名軽穂「君に届け」6巻、 またしても同日発売。 もちろん購入したが、 読まずに寝る。 いろん…

明後日には笑ってやる

ちょっと体調が悪いからか、 今読んでいる漫画、 確実に面白いはずなのに スピードにのりきれずにいる。 ゴツボ×リュウジという作家。 今に見ておれ。 明後日ぐらいには、 きちんと笑ってやる。

寺尾さん、おどかさないで

今さらのように 寺尾紗穂が参加しているバンド Thousand Birdie's Legsのセカンド・アルバムが 発売になっていたことを知って 少しおどろく。 もっとびっくりしたのは 文筆家の寺尾紗穂として 彼女が記した新書 「評伝川島芳子ー男装のエトランゼ」(文春新…

演歌というニキビ

先日、 知り合いの集まる場所で 真夜中に「富士そば」のCDを聴いた。 富士そばチェーンの社長さんである丹道夫さんは 熱狂的な演歌ファンであり、 好きが高じて作詞家としても活動していることは 一部ではよく知られている。 その富士そば社長責任編集による…

ペンギンハウスのグッドラックヘイワ

高円寺に暮らしていたのは 1990年代の初めの数年間。 そのころは ペンギンハウスという 小さくて 風変わりなライヴハウスについて まったく気がついていなかった。 何百回その前の道を 通りすぎたと思ってるんですか! そう言われても仕方ない。 人生には気…

ネムルバカ

前置きはいらない。 石黒正数「ネムルバカ」(RYU COMICS)は 最高の一冊。 電車の中で読みながら 周りに誰もいなければ 頭のうしろに手を当てて 「まいったな」とつぶやきたい。 おれなりの 感動と 羞恥と 抵抗の表現。 つまりは絶賛。 終わりの無い日常の …

おかしかないか

昨日に続いて、 もう少し時間をさかのぼる。 「海南記」でのヒップホップ話から きゅるきゅるとテープを巻き戻し。 結婚パーティーが終わり、 阿佐ヶ谷に着くまでの 東横線の中。 川崎市の美術館の企画展で 少女漫画特集を開催中というポスターを車内に発見…

海南記漂流奇譚

日付は少し戻って 結婚パーティーの夜。 三々五々と横浜をあとにして 乗り換えしながら阿佐ヶ谷駅。 MU-STARSというDJチームを組む男と 旧中杉通りの店(主に食事処)を ああでもないこうでもないと品評しながら帰り道。 小腹が空いたと 行きつけの中華料理…

ハリケーン・スミス

ハリケーン・スミスには2人の兄弟がいた。 上の兄はタイフーン・ジョー。 下の弟はウィンディ・ビー。 ウィンディ・ビーは戦争で 若くして死んだ。 タイフーン・ジョーとは もうずいぶん永く会ってない。 50歳になろうかという年に ハリケーン・スミスは し…

シーバス

お世話になっているデザイナーさんの 結婚パーティーにゆく。 横浜スタジアムそばの会場で行われる 二次会までに少し時間があったので お茶でもするかと移動しはじめたとき 桟橋に近づく船が不意に目を射る。 あれ、乗ろうよ。 善は急げ。 船(せん)も急げ…

もう少し、ぼさっと考えてみる

キセルのライヴで 客席に静かなる「ほお」を呼んでいたのは 高田渡の「系図」。 兄弟で歌うと、 なんだかリアルだ。 歌詞の内容は兄弟のことではないけれど。 辻村兄の声が 高田渡に聞こえる錯覚。 似てもいないのに 通じ合う何かがあるのかもしれない。 そ…

キセルはキセルしなかったことを証明した

昨日のキセルのライヴ@渋谷クラブクアトロは、 素晴らしかった。 新作「magic hour」を軸に というか 「magic hour」を とことんまで聴かせる構成のライヴ。 ずっと続いてきたキセルの旅が キセル(無賃乗車)ではなかったということを 証明したのだと思う…

わたしのカレー氏

小西康陽「ぼくは散歩と雑学が好きだった。」(朝日新聞社)で ぼくの好きなパートのひとつが カレーをめぐる対談。 食べ歩くほどではないけれど ぼくの心にもカレーの部屋はあり 長いことカレーが住んでいる。 わたしのカレー氏(彼氏)。 なんつって。 小…

恋のアラビアン・ロック

アラビアのロックを アラビアのガレージ・パンクを 聴いている。 アリ・ババ・アンド・ザ・ヒズ・40…レコーズという ふざけた名前のレーベルから アナログ・オンリーで発売された 「Waking Up Scheherazade」が すさまじい。 60年代後半から70年代初頭にかけ…

彼の音楽

漫画好きという人種は 好きな作品のことをずっと追いかけ続ける忍耐強さはあるくせに 欲深さも持ち合わせている。 読んだことない漫画、 知らない世界の物語を もっとおれにくれ。 入江亜季「群青学舎」1〜2巻(BEAM COMIX)は そんな強欲な漫画ファンの心理…

888日

今週末のDJについて、 おぼろげでないインフォを主催の方からいただいたので 掲載します。 「アワ・ハウス」 DJ:原田まさし 山口香苗 青木 正 松永良平 日時:3/15(土) 18時位〜23時位 場所:RAIN ON THE ROOF 154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-14-22 2F…

寿司と回転について

回転寿司が、 最近またちょっとした繁盛なんですって。 もっと話題を呼ぶ方法を考えた。 コロンブスの卵! 客席が回転する寿司! テーブルの周りを メリーゴーラウンドのように座席が回る。 カップル、家族連れに受けること 間違いなし! さらに発展形として…

If I Could Write A Book Like This

こないだの「アメトーク」を見ていて もう一個気付いたことがあったのを 書き記しておくのを忘れていた。 芸人、土肥ポン太は 大阪の生野区で八百屋を営んでいるのだが、 その八百屋としての日常を追った映像のBGMに驚いた。 そこで使われた3曲ほどの曲を ぼ…

3人3冊

恵比寿三丁目の「tenement」に行き、 5月4日に予定しているイベントについて もろもろの打ち合わせをする。 基本的には前回(去年の12月)と同様で 開始時間だけ一時間早めにして。 INO hidefumiとしての新作をレコーディング中で 一週間ぶりにまともに外に…

土肥ポン太の、あとをひく味

ジャリズム見たさに ついつい「アメトーク」を見てしまったが、 ネタという意味では 土肥ポン太が一番印象に残った。 あとをひく味、というかな。 植芝理一「謎の彼女X」(アフタヌーンKC」に ついに手を出してしまいまして。 シメキリ女中の目を盗みつつ……。

お茶にごす。

実は好きで 結構読んでいたと告白すると 結構盛り上がる漫画。 かつて「少年サンデー」に連載されていた 西森博之「今日から俺は」(小学館)は そんな漫画のひとつかもしれない。 ヤンキー漫画と思われていたフシもあったし、 細いペンで描かれた画風には好…

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自宅の作業PCを 長年使った大きなi Macから 旅行用に使っていたi Book G4に変えて しばらく経つ。 単純に言って、 机の上のスペースが倍増した。 ただし、うちの黒猫は お気に入りのスペースであった i Macの上が無くなって不満そうである。 アパート暮らし…

中野止まり

総武線の下り電車が 中野で止まる。 「中野止まり」というアナウンスを聞くと 自分が何かの大会で 一回戦止まりだったような 釈然としない敗戦感覚にまみれる。 それぐらい 悲しく、むなしい。 総武線についてご存じない方のために書くと、 総武線の下りの終…

ガンダムとぼくの分かれ道とは

週末のイベントの打ち上げで 瞬間的に話題がガンダムになった。 ひとは何故ガンダムを愛するのか? それは論じない。 ぼくは何故ガンダムを愛せないのか? その分かれ道は 小学生のころ。 福岡に住んでいた同い年のいとこが 春休みに熊本の我が家に遊びにや…