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なにかあり/とくになし

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏休みの最終日、39歳

夏休みの宿題は 最終日にならないと手が付けられないタイプだった。 その呪いが 今なお続いていると思われてなりません。 それでも ようやく 抜け出せそうな 8月31日。 「ビー・カインド・リワインド」のサントラで ファッツ・ウォーラーを気取るモス・デフ…

デフレパードVSバカボン

9月24日に発売される 赤塚不二夫トリビュートCD 「四十一才の春だから」。 なかなかすごいメンバーが参加しているのだが、 一曲目のクレジットが クワッと目を射た。 「天才バカボン レコードサイズ」デフレパード。 マジですか! あのアメリカンなメタルバ…

耳アロマ

昼間、 東京の南側で取材。 低い声がとても心地よい。 ゆったりとした口調ながら 言葉の芯にあるしたたかな毒気が ピリピリと刺激をくれる。 こういう取材のテープ起こしをするのは 耳のアロマと一緒。 明日の朝は 少し眠れそうだわい。

水木さんの、ない袖

NHK朝の「知るを楽しむ」再放送は 今日まで水木しげる一代記。 「今一番欲しいものは?」との問いに 「シュークリーム」。 かわいすぎる。 あと、水木さんは戦争で左手をなくされてるのだが、 ない腕を動かして うまい具合に“両腕組み”をするのだ。 それが …

親指がつりそう

以前にあるライターさんと話をしていたら 短い原稿だったら 最近は移動中に携帯電話で書くのだとおっしゃって 非常におどろいた。 井野朋也「新宿駅最後の小さなお店ベルク」(P-Vine Books)を 編集した担当者がいうには、 この本の著者であり ベルク店主の…

胸突き八丁

胸突き八丁。 田舎に山があり、 小学生のころ、 遠足とやらで登ったときに、 頂上が見えたと思った瞬間から 地獄の急勾配が続いた。 それを思い出している。 何をやっているかは あと少ししたら お知らせします。

しまじろう、ババの真似をする

新宿駅の総武線下りホーム、 立ち位置は進行方向、中野寄り。 目の前の壁に でかでかと、 しまじろう。 ベネッセの子供教材のマスコット・キャラとして このチビ虎ちゃん、 有名なんですってね。 8月を 親子で一日一個の目標を立てて、 毎日を過ごそうという…

どけだっか

地元の方言で 「どけだっか」という表現がある。 地元といっても どれぐらいの範囲まで通用するのかわからないが、 ある年配以上の方がよく使う。 たとえばぼくの母など。 「どけだっか」という言葉の意味を知らないひとに問われると 十中八九までは 「どこ…

一年遅れの「考えるな感じろ!」

時間がない。 とわかっていても、 手を伸ばしてしまった。 土田世紀のレア短篇集「吉祥寺モホ面」(グリーンアロー出版社)。 帯の文句が 「考えるな感じろ!」ときた。 これは編集者によるCKBファン狙いか?(一年古いけど) 21世紀の初めに産声をあげ、 わ…

山崎紗也夏讃

夕方、駅前に出た。 LPを2枚買う。 1枚は必要にかられて。 漫画を2冊買う。 土田世紀のレア短編集第一弾を銘打った 「吉祥寺モホ面」(グリーンアロー出版社)に 度肝を正面からぶち抜かれた。 これについては、 またあらためて。 もう一冊は 山崎紗也夏(さ…

秋一番

夕方から不穏な天気。 一時的に雨がどしゃっと降り、 雷ゴロゴロ。 しかし、 思ったほど雨は続かず、 その後、空気が確かに変わった。 秋がくるぞ。 表現は間違っているかもしれないが、 秋一番が今日吹き荒れた。 きっとそうだ。

ビー・カインド・リワインド

俳優としてのモス・デフに 妙な縁がある。 すっかり名優扱いになってしまったウィル・スミスとは ちょっと違う立ち位置。 「銀河ヒッチハイク・ガイド」 「16ブロック」など 日本ではあまりヒットしなかった映画で 気負いのない演技をするモス・デフが好きだ…

ハプニングス・テン・イヤーズ・タイム・アゴーの続き

十年前の話の続き。 ●●●に出向いて、 四千部を引き受けるという約束を 四百部といわれ、 途方に暮れて憮然とした(これがほんとの意味での憮然)。 だが、よくよく考えれば、 それは約束などではなかった。 調子のいい部長氏の大風呂敷にすぎなかったのだ。 …

ハプニングス・テン・イヤーズ・タイム・アゴー

少し前、 音楽書籍やインディーズのCDなどの流通を扱う ●●●という会社が倒産したというニュースを聞いた。 その会社の名前には 深い聞き覚えがある。 1998年、 ぼくたちは●●●の門を叩いた。 リズム&ペンシルの創刊に好意を持ってくれていた あるレコード店…

マンボにウッ

誰がマンボにウッをつけた。 吾妻光良&スインギン・バッパーズの名曲を ふと思い出して、 口の中でころがす。 マンボ、ウッ。 マンボ、ウッ。 マンボウッ。 マンボウ! 大変だ、 マンボに「ウッ」をつけたら マンボウになっちまいます。 昔、 池袋のサンシ…

ピッキング・ブーガーズ

欲しかったビズ・マーキーの音源を入手した。 以下、ビズの名曲 「ピッキング・ブーガーズ」に捧ぐ。 夜、 寝ているときに鼻をほじほじとするクセがある。 夢うつつなんだけど なんとなく覚えていたりもして。 中野の弟に確認したら やつもするという。 また…

懸案が 少しも終戦しない記念日。 クレイジーケンバンドの新作「ZERO」に 「猫」という一文字タイトルの曲があり、 そこで必ず耳が止まる。 この曲のポイントは 猫の歩行の気ままさというか、 目の前で不意に立ち止まってこちらをじっと見たかと思うと 次の…

三文字食材の受難

三文字食材、 たいせつなものを忘れているぞと さらにご指摘。 たかな です。 あれ、だめなんです。 すごく気にいっていたラーメン屋さんのチャーハンに 高菜が使ってあることを知って以来、 足が遠のいたほど けっこう苦手。 要は偏食なんですな。 逆に ぼ…

いなりはダメでも、いならなら

三文字食材の連鎖が ことのほか好評のようで 北から南から便りが届く。 今度は たにし ですって。 あの しょうゆか何かで煮たのを つまようじで ぽくっと取り出すやつなら きっと食べたことがあるはず。 ああ、 もうひとつ苦手な三文字があった。 いなり だ…

ぬるこりの人生

まただ! 三文字食材についての 指摘が続く。 なまこ は、どないですか? と来た。 えっへん。 なまこ、ね。 これは食べたことがある。 ツマの実家で ごちそうになった。 最初は どうなることかと思ったのだが、 ぬるぬるの中にある こりこりとした歯触りに …

三文字食材の続き

ひらがな三文字食材についての指摘が続く。 今度は ちいず。 さすがにこれはひらがなか? チーズについては克服中であると 過去のブログにも書いておりますので ご容赦ください。 なお、 今後のご指導ご鞭撻についても 随時うけたまわります。 現時点での高…

ぬめりだす年頃

もずく、のことを書いたら、 次は、めかぶ、はどうだ? とメールをいただいた。 めかぶ。 失礼ながら、 いまだイメージなしです。 ひらがな三文字で ぬめったり とろったりしている食材に ずっと縁がなかったのだ。 年齢が ぬめりだしているのだろうか。 土…

音のもずく

去年、おくらを克服し、 今年もひらがな三文字の食材を克服しつつある。 それは もずく でした。 ああ、 あの海でなくして どこかに消えてしまったという……。 それは もくず(藻屑)です。 もずくは 漢字では「水雲」と書くそうで。 あの、ぬめりをともなう …

さそってフラフラ

8年8月8日でしたか。 昨日に続きまして 本日も告知を。 「Audience!」@代官山eau cafe 9月6日(土) 19:00頃〜24:00頃 チャージ無し(ドリンク、食事などのオーダーを別途いただきます) DJs 内田靖人 樺沢衝一 藤瀬俊(ハイファイ・レコード・ストア) 松…

さそわれてフラフラ

さそわれてフラフラ。 8月末にDJはいかがですか? というわけで、 8/30(土)高円寺コネクシオンでDJをします。 イベント名は「夜宝(よるだから)」だそうです。 LPでもCDでも 朝まで何でもかけていいんですって! 詳細はのちほど。 チャージはとりあえず …

地中、それはくるしい

ここ数年で地下鉄が数本増えて、 東京の山手線の中であれば たいていのところには乗り継いで行けるとわかってはいたが、 実際に動いてみると、 それなりにくるしい。 国会議事堂前、飯田橋、 後楽園、本郷三丁目、 霞ヶ関、乃木坂と移動する。 たまに地上に…

きみが携帯電話を使うのはかまわんけど、ぼくは要らないよ

ジョナサン・リッチマンの新作 「ビコーズ・ハー・ビューティー・イズ・ロウ・アンド・ワイルド」 (「美女は野獣」と勝手に邦題)のアナログLPが ようやく入荷したとディ●クユ●オンのI嵐氏より連絡あり。 雷雨模様の不穏な天気の夜、 わざわざ届けてくださ…

指二本

引き続きMacBookのことを書く。 原始人以下の知識で書いているので どうぞ笑ってやってください。 弟に教わって一番びっくりしたのは 指タッチでマウスの代わりをするのだが、 指二本を同時に触れると、 画面のスクロールが上下左右にできるというものだった…

踊る熊

新しいMacBookを買った。 買うことを思いついたのは昨日の夜。 どうしようかと迷っていたのは一瞬で 心のうちでは昨日から答えは出ていた。 OS10.5だ! と言いながら、 その意義がよくわかっていない。 セットアップはすべて 中野の弟にやっていただきました…

立ち呑み的レコード屋

ゴーゴーレコードがなくなった旧中杉通りを 漕ぐ自転車のスピードはやけに速い。 いわゆる“立ち呑み”で一杯ひっかけるという習慣のないぼくにとって あれは一種の立ち呑み体験だったんだ。 立ち呑み風のレコード屋といえば 渋谷センター街の奥、 クラブクア…