憎めないポップ・ソングと 気の利いたバンド・サウンドと 素直な歌と ひとひねりあるアイデアとで アルバム「休日のレコード」も最高な ポニーのヒサミツ前田くんのお誘いで レコ発ライヴ幕間のDJをしてきた。 共演は Hara Kazutoshi Trio、 森は生きている…
1月17日夜〜明け方まで 高円寺某所にて アナログ・レコードだけをかけて ひたすら飲んだりしゃべったりした。 森は生きているのメンバー全員でアナログをかけるという主旨で 去年の7月にひそかに開催した 「森の集い」の第二回ということになるが 今回は吉田…
午後、 ビクターで取材。 その後、 別件に移動する前に 青山スパイラルにちょっとだけ立ち寄り。 赤塚不二夫展を19日までやっているときいたので。 時間がなくて 原画のたぐいを駆け足で見る。 駆け足と言えば 一階に降りると……、あった。 うわさの 赤塚ラン…
NHKラジオ第一の朝番組「すっぴん!」が 最近台所でよく流れてる。 去年の秋に 細野晴臣さんが朝のラジオに生出演した その番組がこれ。 日替わりのパーソナリティに 津田大介さんや水道橋博士、高橋源一郎もいるので TBSラジオが昼間や夜にやってることを N…
去年の春、 ウィルコ(バンドのほうです)が来日したときに メンバーのパット・サンソンが ぼくの働いているハイファイ・レコード・ストアを訪れたという ちょっとしたトピックがあった。 パットは はっぴいえんどなどを聴いた体験を通じて 日本の音楽に興味…
今年最初の三連休。 成人の日だそう。 ハッピーマンデー法はだいきらい。 月曜日に動く祝日と 決して動かない祝日があるという祝日に階級があるのもきらい。 成人の日がこうふらふらと動いてちゃ ふらふらとする成人がたくさん世に出るじゃないかと思う。 あ…
早稲田奉仕園スコット・ホール。 通っていた大学の近所にある施設であることは知っていたが 足を踏み入れるのは初めて。 ここで 現代には稀有な音楽を演奏する4人組、 表現(Hyogen)のサード・アルバム「琥珀の島」の 発売記念演奏会が行なわれる。 じつを…
月刊誌のしめきりは昨日であらかた終えたはずだが 今日も一日 原稿を書いたり テープ起こしをしたり。 今やっていることは そのうちあれやこれやと 発表できるでしょう。 今はしゅくしゅくと歩を進めるしかない。 夕方、 ひと息つけるタイミングがあったので…
いろいろあるけど やっぱこれしかない。 今日情報が解禁になった SAKEROCKベスト盤「SAKEROCKの季節」。 ブックレットですこしお手伝いをしたり ほかにも雑誌で仕事をしました。 くわしくは発売になってから。 しかし 胸が熱くなりまくるジャケ……。
Alfred Beach Sandal、アルバム「Dead Montano」発売記念ワンマン・ライヴ。 渋谷WWW。 その終盤に彼がしたMCが あまりにも印象的だったので 覚え書きとして記す。 録ってたわけではないので不正確な引用であることを あらかじめおことわり。 =======…
「スティーヴ・アレン・ショー」の動画をうっかり見始めると 仕事が手に着かなくなる。 スティーヴ・アレンは ジャズ・ピアニスト、作曲家、シンガー、司会者として 1950年代からアメリカ随一の文化人として活躍した。 レコードもたくさん出していて とても…
午(うま)年なので 馬ジャケのレコードが売れるでしょう? そんなことをきかれることがある。 ほかの干支でも同様。 現実にはそういうパターンはほとんどない。 逆に「今年ほしい!」と即座に思えるレコードは こういう曲のことだと思う。 「ウマママーマー…
1月6日は たいせつな友人だったトム・アルドリーノの命日。 日本流に言えば 三回忌にあたる。 レコードが大好きだったトムのために 今日はレコードを買う日にしようと思ったが いろいろあって叶わず、 ぼくの働くお店で 「お客さんがレコードを買った」とい…
夜、 阿佐ヶ谷rojiの新年会に顔を出した。 なんか思い出野郎Aチームの面々と話をする場面が多かったような……。 思い出野郎Aチームには 今年は音源を出してほしいと思ってる。 たとえばこの「レコードを裏返して もう一度音楽を鳴らそう」という 最高のキラー…
起き抜け、年賀状を出しがてら、近所のブックオフへ。 「イヤミはひとり風のなか」がちょう泣けた。 昼間は、原稿を淡々と書く。 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を 毎回たのしみに見ている……というほどではないが、 タイミングが合えば 見るようにしてい…
夕方5時から ラピュタ阿佐ヶ谷で「喜劇 とんかつ一代」。 入手可能なソフトがないし(ラピュタでは前にも上映されているが) お正月気分にも似合ってるので混むだろうとの予想で 早めに整理券を取りに出向いたが 案の定、一時間近く前なのにすでに結構大きな…
元旦の晩、 だらだらと「芸能人格付けチェック」を見てしまった。 ナレーションとか しつこい字幕スーパーとか いらっとするところもある番組だけど、 ワイドショー的な冷淡としたつるしあげではなく 合法的な診断(番組内での)によりスターを温かく笑い者…
「好きな本は?」ときかれたときには 長田弘の「ねこに未来はない」と 即答できる人間でありたいといつも考えているが いざ、めったにないそういう機会が訪れると ころっと忘れて別の本を挙げていたりする。 今年は かならずそれを忘れないようにしよう。 新…
厚海義朗インタビュー、第四回。気がついたら、とうに二万字を超えていた。 話してくれたことを淡々と構成していったら結果的にこの分量になってしまったのだが、逆に言うと、あまり省略するところがないくらい興味深い話が続いたということの証明でもある。…
厚海義朗インタビュー、第三回。 いよいよ東京に向かう厚海義朗。 今日はよけいな前置き抜きでスタート。 ==================== ──2008年にGUIROを辞めて、東京に意を決して出てくるまでは、すこし間があったみたいですね。 厚海 結構、…
厚海義朗インタビュー第2回。 ceroのサポート・ベーシストとしての、その目立ちすぎるプレイにだれもが注目していたようで、思いがけず多くのアクセスと反響をいただいた。高校を中退して、ストリート・バンドやハコバンでの経験を積んでいたという初期のバ…
人ごみのなかで、そのエキゾチックで彫りの深い顔を見かけて、ハッとしたのだ。 2011年、ある5月の夜。男の名は、確か、あつみよしろう。そのときは漢字でどう書くのかすぐに思い出せず、家に帰って、あるCDで確認した。そのCDは、GUIROのアルバム「album」…
みなさま。 発表があります。 雑誌「CDジャーナル」で 「CDじゃないジャーナル」というややこしいタイトルのインタビュー連載を ぼくはやっています。 タイトルはややこしいですが中味は簡単です。 要するに 「CDではないメディア」で作品をリリースする当事…
それはまったくの偶然の出会いだった。 2013年、春の“レコード・ストア・デイ”(4月20日)に出版され、レコード・マニアの間でひそかに話題を呼んでいた本『ENJOY THE EXPERIENCE : HOMEMADE RECORDS 1958-1992』(Siencure Books)の編著者、ヨハン・クーゲ…
伴瀬朝彦(ホライズン山下宅配便/片想い)の音楽人生とソロ活動を、本人インタビューで振り返る「伴瀬おんがくし」。今回が第三回で最終回。 でもって、24日がもう「伴瀬朝彦まつり」本番。 アナホールクラブバンドや、遠藤里美(片想い)、河合一尊との試…
伴瀬朝彦(ホライズン山下宅配便/片想い)の音楽人生とソロ活動を、本人インタビューで振り返る「伴瀬おんがくし」第二回。 タイトルに「音楽史」ではなく「おんがくし」とひらがなを使ったのは、もちろん10/24の「伴瀬朝彦まつり」に引っ掛けた部分もある…
来る10月24日、「伴瀬朝彦まつり」が、吉祥寺で行われる。 ● 伴瀬朝彦まつり 日時 2013年10月24日(木) 開場19時/開演19時半 場所 吉祥寺STAR PINE'S CAFE 料金 予約2600円/当日3000円(共にドリンク別) 出演 伴瀬朝彦 厚海義朗/issy/MC.sirafu/遠藤…
山手線鴬谷駅の 長いホームの東端にある階段をのぼって改札を出て左に曲がり 線路を超えてゆく橋をわたる。 橋のなかほどまできて左を向き 沈んだ西日が映す夕暮れが 線路の右側に林立するラブホテルのネオンサインの灯りと 絶妙なコントラストになっていた…
昨日だしたなぞなぞの正解です。 [問題】とある昭和の名女優とお茶したときの話。 会計はふたりでちょうど千円。 「ここは割り勘にしましょう」 「ええ、いいわよ」 ところが彼女は かたくなに490円しか払おうとしません。 さて、 千円の割り勘で490円しか払…
9/23に円盤で敢行されました「松永良平present」、 ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。 で、 ご来場のお礼にプレゼントを用意してました。 それが若干数あまりましたので この場を借りて…… なぞなぞ、しましょう。 [問題】 とある昭和の名…