mrbq

なにかあり/とくになし

この素晴らしき世界

原宿のVACANTでの
二階堂和美ライヴに向かう。


本当は昨日おとといのスタジオイワトでの弾き語りを
見たかったのだが
福岡に行くことを決めていたので断念。


しかし
今回の三連チャン東京ライヴを締めくくる今日の原宿だって
わるくないどころか、むしろ豪華だ。


去年のアルバム「にじみ」のツアー・バンド、
にじみバンドの事実上の中核である
CINEMA dub MONKSを迎えてのライヴ。
会場の前には長蛇の列が出来ていた。


実を言うと
去年の「にじみの旅」ツアーの最終公演が
あまりにも感極まった内容だった(こちら参照)ので
もしかして何かの区切りをニカさんが考えているのではないかと
危惧もしていたのだ。


あれほどのひとが
歌から離れられるはずがないと思っていても
直感はバカにできない。


だから
その先のなりゆきを確かめたくて
ぼくは原宿に足を運んだ。
それは本当。


そして結果的に言えば
杞憂だったのだと今は思っている。


ここから次の何かが生まれていくのを
やみくもにあせる必要はない。
5月にも「続・にじみの旅」を京都と石垣島でやるみたいだし。
「にじみの旅」の次は
「にじみのバカンス」をしたっていい。


この世界には
まだ二階堂和美が必要だ。


この日のアンコールで
ニカさんが歌った
「What A Wonderful World」を聴いて
心からそう思った。


翌日のTwitterより。


===================================


寝る前にひとこと。原宿VACANTでの二階堂和美。アカペラで歌った「カーネーション」カヴァーや、ひさびさに聴けた「一年生」もよかったけど、もっと強烈に魂打たれたのはルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」。あれはもう歌以上の何かだった。