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なにかあり/とくになし

200ビート

昨日に続いて、もうちょっと古い話。
設定は10年くらい前、当時のバイト先にて。
登場人物は、
店主A、
バイトB、
バイトC。


C「最近、テクノばっかり聴いてるんすよ」


B「へえ。ジェフ・ミルズとか?」


C「ヨーロッパの海賊放送とかを知り合いに送ってもらってて」


ネットが今ほど普及する前の話である。


C「もう、一番進んでるやつらは192とか200くらいまでビートが行ってますね」


A「(いきなり横から)げーっ! 何それ! 192ビート? 200ビート?」


C「いや、それ“BPM”の話なんですけど……」


A「(まったく聞いてない)200ビートって言ったら、16ビートの倍どころじゃないよね(戦慄)」


店主はBPM(一分間に打つ拍数)を一小節の間に打つビートの刻みと完全に勘違いしている。


A「そんなんなっちゃったら、どうやって踊るの? 痙攣? いや、もうゾゾゾゾゾゾゾゾって音の滝かしら? あー、16ビートが出たときに次は32かなと思ってたけど、そーかー、一気に200まで行っちゃうんだー」


それを笑いをこらえながら聞いていたBが、今のぼく。


2006年4月23日のBが言う。


B「おかげさまで当ブログも今日で200日目です。200回記念200ビートってことで」


チャンチャン(200ビートで読む)。