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なにかあり/とくになし

DNAの不意打ち

母親から電話。
手術をしたことをここに書いたのを読み、心配をしたらしい。


手術の模様と患部の状態を説明する。
切除されたはれものが、白いあずきみたいだったと言ったら、
それはぼくの祖父(父方)にもときどき出来ていたものだったという。


ちょっと安心した様子。


じいさんはぼくが大学一年のときに亡くなっている。
すごく子供のころにはあやされたりしているんだろうが、
物心ついてからは親しくした記憶がほとんどない。


すでに高齢だったし、
ぼくもヘンにませた子供だったし。


そんなじいさんと、
つながりを覚える。
DNAの不意打ちをくらった感じである。