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なにかあり/とくになし

最後の薄笑いが致命傷だったな

「最後の薄笑いが致命傷だったな」


と、年配のサラリーマンが
部下とおぼしき背広の男性に話しかけていた。


例によって、帰りの総武線でのひとこま。
まるで島耕作
そういう場面、現実にあるんだな。


話のトーンから察するに、
彼らふたりの上司もしくは取引相手が
信用ならない薄笑いを浮かべたという感じか。


それにしても“薄笑い”という言葉、
最近、日常会話では耳にしない。


“致命傷”なんだから、何の商談かは知らないが、
おじゃんなんだろうな。


“おじゃん”


これも、現実味を失いつつある言葉のひとつ。


帰り道、オノ・ナツメ「not simple」(IKKIコミックス)を買う。
これでオノ・ナツメ購入は3冊目になった。
いつも自分にとっての“MUST BUY”ではないのに、
何となく買っている、オノ・ナツメ