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なにかあり/とくになし

新さん、そして、ヌーヴェル校歌

またかと言われても書きたくなる。
書きたくさせるしつこさが泉昌之「新さん」にはある。
そういうことなんだろう。


渋谷文教堂の「新さん」、
少しずつ見た目が小さくなりつつも、未だ健在なり。
どうやら、ちょっとは売れているらしい。
お客も根負けしてしまっているのだ、きっと。


しかし、こないだは、
レジ至近まで「新さん」を持って近づきつつも、
「やっぱりやめた」と
思い直したように山に返す男性を目撃してしまった。


新さんの「ぬおおおおお〜」という
嘆きと歯ぎしりが聞こえてきそうだ。


話は変わる。
すごい校歌を聴いた。


春の全国高校野球大会、長野県から選抜された
創造学園大学付属高校の校歌。
これはすごい。
地域の自然や若者の理想を限りなく曖昧に歌う校歌が多い中、
あの歌は一線を越えてしまった感がある。


現代合唱曲かぶれのメロディと、
妙に具体的な歌詞が耳に残る。


まるで校歌のヌーヴェルバーグ。
ヌーヴェル校歌である。


その校歌を聴きたくば、
大会8日目(3月30日)第二試合のなりゆきに注目だ。