半ズボン解禁

先週から半ズボンを解禁した。

その途端に梅雨入りしてしまったわけだが、
今のところは空梅雨の恩恵を受け、
半ズボン、プチすね毛で闊歩している。

小学生のころは
極端に裾が短い
いわゆる“ヨコチン”系の半ズボンをみんな履いていた。

あのころは
冬でも半ズボンで通すことが
何となく偉いことになっていた。

北九州の門司港に住んでいた同年輩の親戚兄弟が
ある年の夏に
膝あたりまで裾のある
見たことのないタイプの半ズボンを履いていたことがある。

それを見て、
ひどく大人と都会を感じた。

バミューダ・パンツというのだと教えられ、
自分もいつかバミューダを履くのだと
心に強く言い聞かせたことを覚えている。

今は
ドリフの探検隊コントに加わった気持ちで
いつも半ズボンを履いているのだが。