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なにかあり/とくになし

耳の場所

何か音や情報を耳に入れるときに
「きく」という字を
「聴く」と「聞く」に使い分けている。


出版社によっては
「うちは“聞く”で統一です」みたいなところもあるのかもしれないが、
今のところそこを直された記憶はない。


一応、自分としては
音楽を「きく」のは「聴く」で
話を「きく」のは「聞く」に分けているつもり。


音楽を聴くときは
耳を大きくしている。


話を聞くときは
言っていることの意味を
耳の奥にのみこもうとしている。


耳の場所が字に現れているのだ。


漢字ってつくづくよく出来てるなと思うが、
この解釈、
ぼくの勝手な後付けかもしれませんので、
信じすぎないでくださいまし。


今日は
耳を大きくして
ジャイアント馬場の歌う「満州里小唄」を聴いた。