窓から外を見る
くるり岸田繁推薦だというウィーンの男女デュオ
ラナ&フリップ「ザ・ダスト・オブ・ア・ウィーク」。
ちょっとやられた。
ずっと聴いていると
「なんだ、お里はジャズかよ」と言いたくなるフシもあるけれど、
少なくとも前半は
とても気持ちよくだまされてあげる。
一曲目の
「ゲイジング・アウト・ザ・ウィンドウ」と
サケロックの「会社員」を続けて聴こう。
窓から外を見る(ゲイジング・アウト・ザ・ウィンドウ)と言えば、
うちの猫。
ぼくの仕事部屋の机の奥が
彼の定位置。
カーテンを器用にめくって
外を見る。
ぼくは彼の
黒い尻尾と尻を見ながら
原稿を書いている。
インスピレーションに印税があるとしたら
0.何パーセントかは
彼にも資格があるかもね。