今日は雨になるかもにゃ

昨晩の話。

たまにCDの整理をしていると
こんなの買ってたっけ？　という作品に出くわす。

ランディ・ニューマンの
「ライヴ・イン・ロンドン」は
去年買ったはずなのに
完全に放置されていたCD。

2008年の6月に
BBCの企画で
ロンドンのセント・ルークス・ホールで
オーケストラをバックにおこなったコンサートの実況録音だった。

このもようはBBCが録画をしていて
そのDVDも一緒についていた。

セント・ルークス・ホールは
18世紀に建てられた教会を音楽用に改造した会場ということで
その映像をみてみたい気もするけど
ランディ・ニューマンの歌声は
1970年の「ランディ・ニューマン・ライヴ」のころからずっと
“画なし”できくほうが性に合う。

7曲目の「サイモン・スミスと踊る熊」まできいたところで
ひとまずPAUSE。
きいているのはCDだけど
“ひっくり返したい”気分になったから。

その後
いろいろやってるうちに
CDのことは忘れて眠ってしまった。

そして今朝がた、
朝ご飯を食べていたら
いきなりステレオのある隣の部屋から
場違いなオーケストラが流れはじめた。

曲は「ショート・ピープル」。
昨日のつづきじゃないか。

どうやら
猫のペンコがのそのそと動き回っているうちに
CDJの再生ボタンを踏んづけていったらしい。

「神の歌」
「ルイジアナ1927」
「帽子はそのままに」……。

名曲はつづくが
朝食には合わないので
もう一度PAUSE。

出がけに
コンサートのラスト・ナンバーである
「アイ・シンク・イッツ・ゴーイング・トゥ・レイン・トゥデイ」をきいた。

そのせいか
夜から雨になった。

「今日は雨になるかもにゃ」と
言ったとか言わないとか。