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なにかあり/とくになし

ありがとう、こけた女

再告知。
今週の土曜、DJでお呼ばれしています。


11/26(土)【under the tree】@代官山eau cafe

19:00-23:30 no charge


東横線代官山の出口を出て、右に大きくUターン。
渋谷方面に線路伝いを進み、3分ほど行ったところにあるビルの3F。
おおざっぱな案内ですいません。


今日も昼から打ち合わせ。


中杉通りの商店街を歩く。
お昼も2時を過ぎると、もう陽が傾いているのがわかる。
11月も、あと一週間で終わりである。


本当は原宿で行われる、あるライヴのお誘いを受けていたのだが、
さすがにちょっと体が疲れてるみたいで、打ち合わせ後は、そそくさと家路。


そそくさと、のはずなんだが、
タワー渋谷で『交通地獄 そして卒業』坂上弘(84歳)購入。


さらに、阿佐ヶ谷の古本屋で、
水木しげる猫漫画短篇集『妖猫夜話』と二ノ宮知子『平成よっぱらい研究所 完全版』購入。


『妖猫夜話』は、“どうぶつ出版”という、本当にペット関係の出版物しか出していないところからの異色の作品集。
半分以上、読んだことあるやつだが、このアンソロジーのアイデア自体に一本取られた。
水木さんの愛猫チビクロとライの写真、猫について熱く語るインタビュー付。


『平成よっぱらい研究所 完全版』では、『のだめ』の二ノ宮さんの師匠が若林健次(酒飲みの師匠)であり、おおひなたごうビリー諸川とつるんで遊んでいたという事実を知り驚愕(驚喜)する。


その古本屋で、いったん会計を済ませ、もう帰ろうとしたときに、
大袋抱えて中に入ってきた女の子(20代半ばくらいか?)が、突然こけた。
ぼろりと袋の中身がこぼれ落ちる。


根本敬、数冊……。


合掌(何となく)。


そのとき、あくせくと立ち上がる彼女に気を取られ、ふと目線を上げた先の本棚にあったのが『平成よっぱらい研究所 完全版』だった。早速お買い上げ。
ありがとう。名も知らぬ、根本敬とおさらばする女。


そして、家に帰って坂上弘のCDを開けると、そこには根本敬先生のライナー漫画があったのでした。