パンツ! パンチ! パンツ!
朝、阿佐ヶ谷の激安洋品店の軒先にて発見。
“モンキー・パンツ”!
平たく言うと“こどもさるまた”である。
子供用の茶色い下着タイツ。
580円くらいである。
ふむふむ。
さて、ここから話題はどっちに行くか?
モンキー・パンツ?
モンキー・パンチ?
山下毅雄も亡くなったしな……。
と思いつつ、パンツにする。
ぼくがモンキー・パンツというか、茶色いタイツを履いたのは、文字通りサルになるためだった。
ひがし保育園のおゆうぎ会。
その年の出し物は「サルカニ合戦」。
6歳のぼくは、茶色い上下でサル役になったのだった。
そのとき、“ウス”役で、ラストでぼくを尻の下敷きにしたMK君は、
そのあと順調にすくすく育ち、ガキ大将になり、番長になり、
ヤンキーにはならずバレー部のキャプテンになり、
自衛隊に入り、何年かしたら辞め、実家を手伝い、
今は何をしているのか知らない。
“サル”役の松永家の息子(ぼく)にしたって、
東京の大学に行ったはいいが、今は何をしているかわからない(と田舎からは見える)。
そういう点では、大して変わらない気もする。
あのときの「サルカニ合戦」のキャストを、今、揃えてみたら面白いかもしれない。
夜、うっかりJAGUARの12年ぶりのシングル「ファイト! ファイト! ちば!」を聴いてしまった。
ダウナーテクノ歌謡+金八先生(本人によるとボブ・ディラン)による千葉讃歌。
しばらく、JAGUARから逃れられない。