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なにかあり/とくになし

現代パパパ考

来年の2月と3月に5枚ずつ、東芝EMIより発売されるリイシュー企画を、ハイファイ・レコード・ストアの大江田・松永で監修します。


シリーズ名は《サウンド・ピクニック》。


平たく言えば《フィンガー・スナッピン・ミュージック》の東芝版。
とりあえず、2月のラインナップは確定。


デイヴ・ペル・シンガーズ/マナ・マナ
スー・レイニー/アライヴ・アンド・イン・ラヴ
ブロッサム・ディアリー/メイ・アイ・カム・イン?
フォー・フレッシュメン/トゥデイ・イズ・トゥモロウ
マーティン・デニー/ラテン・ヴィレッジ


定番+大穴盤。
すべて紙ジャケで2月15日の発売になります。


3月発売分には、さらに驚きのアイテムも入る予定なので、続報をお楽しみに。


それはそうと、こういうアイテムをあさっているうちに、ふと気になった。
ソフトロックとかスキャット・コーラスで、よく歌われる「パパパ〜」って、何?


パピプペポ(バビブベボもだが)は、発音するときに一瞬口をつぐんで出す言葉のため、
単調な旋律にも自然とスタッカートが付いて、リズムを生みやすい、とか。


いや、もっと腑に落ちる結論にたどり着きたいのだ。
なるほど! と言わせて!


スキャットの生みの親はサッチモことルイ・アームストロングと言われている。
サッチモはレコーディングである部分の歌詞を忘れたので、
即興で歌詞の無い歌をうたったのである。


サッチモはトランペッターすよね。だから、あのパパパはトランペットの真似なんじゃないすかね」


お、フジセ(ハイファイのアルバイト。佐賀県人で、千葉のJAGUARのファン)から、ナイス・アシスト。
サッチモ自身は「パパパ〜」とはあまり言ってないんだけど、何となく合点がゆく。
ソフトロック・コーラスは、ブラス・セクションを代行しているケースが多いようにも思えるし。
なるほどね。


その線でゆくと、由紀さおりの「夜明けのスキャット」とかで聴ける「ルルル〜」は、
ハープの調べかしらね?


さて、じゃあ「ラララ〜」は、どうなんだろう?


風邪快復のため、今日もさっさと寝よう。
……と、寝床に入る直前に、友人より「第一子、無事誕生」との報せ入る。おめでとう。


12月6日生まれの音楽家は、アイラ・ガーシュイン(ジョージ・ガーシュインの兄で作詞家)とデイヴ・ブルーベックである。
ついでに言うと、露木茂アナや、車だん吉もそう。


追記!


キダタロー大先生が12月6日生まれだってさ!
とれとれぴちぴち蟹料理!