命日より、おニューが、いい
何とかさんの命日。
昼間、都内の出版社で打ち合わせ。
そのあと、ふらりとレコード店に立ち寄る。
フロアに入ると、店員が叫ぶ。
「今日、12月8日は●●●●の命日ですので、本日に限り関連作品は、すべて10%引きとなります〜」
ちょっと吹き出しかけた。
だが、すぐに、ぬっと違和感が出た。
命日。だから10%引き?
それ、何かおかしくないか?
それから、12月8日はジム・モリソンの誕生日でもある。
それは世間的には完全無視。
そんな時代でもない、か。
さっさと店を出て、近所で靴を買う。
ずっと買いたかったのだが、ここのところ、そのタイミングが無かった。
明日から“おニュー”だ。
命日より、おニューが、いい。
タワーレコードでDVDを物色しているうちに、またちょっと風邪熱っぽくなってきた。
さっきの“命日便乗セール”のせいか?
それとも、タワー暖房効き過ぎのせいか?
そのあと恵比寿に行く予定をキャンセルして、帰宅。
帰りがけに買った「週刊モーニング」の表紙(追記:島耕作がサックスを吹いていた)に、また熱が出そうになった。
あれはないんじゃない?
結構笑えるけど、何となくなじめない。
そこでもまた、ぬっと違和感が出ているのだ。