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なにかあり/とくになし

ロック秘話

ハイファイの中にぞろぞろと、
大きなアメリカ人6人連れが現れた。
インクレディブル・カジュアルズの面々(+スタッフ2人)である。


店主の大江田さんもまじえ、ああだこうだと話しているうちに盛り上がり、
大江田さんまで「今日、終わったら行こう! 近いし」と言い出した。


そして、その言葉通り、
タクシーに乗って代々木まで一直線。
二度のアンコールも含め、30分ほどしか見ることが出来なかったが、
楽しい哉ライヴ。
「瞬間を持続する」というロックの命題を、
彼らもまたクリアしている者たちだ。


女装の麗人(!)ドラマー、リッキー・ベイツと話し込み、
気が付いたら夜の1時過ぎ。
彼はNRBQのトム・アルドリーノと中一からの友だちである。


ニューオーリンズR&B界の至宝、アーニー・K・ドゥのラストコンサートで、
バックを務めたのは彼ら(カジュアルズの別プロジェクト)であるとか。
まさに、ロック秘話!


したたかに酔った。