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なにかあり/とくになし

ダイアモンド・ヘッド

ストレンジ・デイズ」7月号発売。
「ジャケガイノススメ」再発シリーズ9タイトルのガイド執筆。


ツマがプロレスのTシャツをデザインすることになった。
これは企業秘密の部類になるから、まだ何も言えないが、
家に帰ってきて机の上にその手の資料として、
ある人物の書いた単行本が置いてあるのを見つけた。
ギクッ。
出たときに読みたかったが、買うでもないなと思っていた代物。
賞味期限は切れてるが、まだそれなりに味はする読み物。
きっと“うまずい”。
不思議な感じ。


ある店で流れていたギター・インスト。
どこかで聴いたことがあるな、あるよな、と記憶をめぐらせ、
たどりついたのが、80年代末にポリドールから出ていた「アンファン」というCD。
ロックの名曲をインストでカヴァーするという企画で、
吾妻光良とスインギンバッパーズが「クリムゾン・キングの宮殿」をやっていたりする。


その中に入っていたんだ、この曲のカヴァーは。


思い出した。
「ダイアモンド・ヘッド」。
演奏していたのは下山淳。


そのとき実際に流れていたのはオリジナルのフィル・マンザネラ。
このひとも“うまずい”ギターなり。


何故だか、うねるギターの調べにとても感動した。


「アンファン」では、
井上富雄の「アリソン」もよかった。