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なにかあり/とくになし

サンタナVS高橋悠治

家に帰るといきなり「ロータスの伝説」。
サンタナの73年大阪でのライヴ盤をツマが聴いている。


ツマは今日、日比谷野音ゆらゆら帝国V∞REDOMSのライヴを見てきて、
その余韻でサンタナになだれ込んでいたのであった。


TVでは世界サッカー大会(正式呼称は控えさせていただきます)をやっている。
サンタナを聴きながら、サッカーを無音で見る。
いつでも点がが入りそうな気がしてくる。


風呂から上がると、音楽が高橋悠治に変わっていた。
ミュージック・コンクレートとヒップホップを合体させ、
台所で皿を割ったようなライヴ録音。
ガシャーンの直後に訪れる静寂も、この音には含まれる。


これを聴きながらサッカーを見ると、
今度は永遠に点の入らない不条理試合を見ているような気がしてくる。


サンタナが、高橋悠治が、
今まさに試合をコントロールしている。
おそるべし。