もしもピアノが弾けたなら
もしもピアノが弾けたなら。
テリー・アダムスがピアノを弾く姿を見るたび思う。
やんちゃにクラヴィネットを弾く立ち姿もかっこいいけれど、
ぼくはどちらかと言えば、
背中をまるめて、指一本をポンと降ろし、
何かを試す子供みたいに嬉々としてピアノを愛でる姿が好きだ。
空手チョップのように鍵盤を叩く豪快な芸も彼にはあるけれど、
それはそれ。
この夏、プールに最初の飛び込み、みたいな、
あの万年続くときめき中毒な感じがいいのだ。
PCのキーボードを、ぼくもテリーの真似をして叩くことがある。
遠い記憶では、
ぼくの兄は小学校低学年まで足踏みオルガンを習っていたはずで、
ぼくにも習うチャンスはひょっとしたらあったのかもしらん。
しょうがないので、今は字でメロディを弾いてるつもり。
テリー・アダムス&スティーヴ・ファーガソン・カルテット
フィーチャリング・トム・アルドリーノ&ピート・トイゴ来日公演
7/29(土)7/30(日)
渋谷O-NEST
開場18:00 開演19:00
前売6000円 当日6500円
両日ともハイファイ・レコード・ストアにまだ若干良い整理番号ございます。