食べているものを見ればそのひとがわかる
荻窪駅前までツマとランチに出かける。
「葉山」という名のパーラー風レストランで
オムライスとカレーライスを。
軽く見積もっても30年は歴史のありそうな店内は、
昼のいこいを求めるひとびとでにぎわっている。
店内有線でスティーヴィー・ワンダーの「フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ」が流れていた。
続いて聞こえてきたのはコリン・ブランストーン。
ゾンビーズではなくて、コリン・ブランストーンのソロ。
その次は「マイ・ネーム・イズ・ジャック」。
マンフレッド・マンではなくて、ジョン・サイモンの歌うオリジナル。
明らかに異様である。
なんなんだ? 誰の趣味なんだ?
有線放送の60sチャンネルって最近はこうなのか?
ところで、その「マイ・ネーム・イズ・ジャック」を収録しているのは、
「ユー・アー・ホワット・ユー・イート」という60年代映画のサウンドトラック。
「食べているものを見ればそのひとがわかる」という意味。
めしどきには失礼ね。