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なにかあり/とくになし

女中シメキリとの会話

「レコードコレクターズ」10月号発売。
レビューを2本書きました。


遅れていたライナーノーツを一本書き上げ、
その後、西荻窪で取材を2件連続。
家に帰ると、暗がりの中に女中シメキリの姿(本田ちよ似)が。
何だか脂汗を浮かべて踏ん張っているご様子。
「何してるんですか?」と訊くと、
「ゴムを伸ばして踏ん張ってるんでございます」とのお答え。


「ゴム?」
「はい。締め切りをゴムのように伸ばすのも、わたしの役割でございます」
「どうですか? まだいけそうですか?」
「一本、そろそろ限界なのがございます」


このゴムが限界に達すると、女中が弾丸のようにぼくにぶち当たるという仕組みである。
いかんいかん。