柄にもない新書
「グーグル・アマゾン化する社会」(光文社新書)という本を読んでいた。
柄にもない、とはこのことだ!
PC用語はときどきスルーしながら読んだけど面白かった。
情報の間違いもあるし、私情(ひいき、けなし)も多いが、
アマゾンのカスタマー・レビューにはユーザーの本音が書いてある。
しかも原稿料はタダでみんなが自発的に書いてくれる。
そのあおりを受けて、米アマゾンでは
商品紹介をしていた専門ライターが解雇されたというくだり。
興味深い。
興味深すぎる。
ネット社会のことを新書で読むという作業が
実は一番矛盾しているんではないかしらと思いつつ。
最近、ちょっとだけ新書づいている。
風呂で読むのにちょうどいいサイズ(判型も、章立ての短さも)ってことなんですが。