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なにかあり/とくになし

ハイラマズ弁当

蓮実重臣さんから
8月に出るペンギン・カフェ・オーケストラ
トリビュート・アルバムを送っていただく。


一曲目がいきなり蓮実さん。
もう、どうしようもないほど
ハスミシゲオミサウンドになっている。
ぼくはこの音が好きだ。


どうしようもないほどと言えば、
ハイラマズを久々に聴いた。
「カン・クラッダーズ」という近作。


何かが変わっているのだが、
何かが失われたわけではない。
まるで峠の茶屋の弁当の具が少し変わっただけみたいで、
聴くと「ああ、やっぱりこの音が好きだ」と思わされる。


どうしようもなく
ハイラマズが恋しい気分がむくむくと復活し、
手放してしまっていた「ハワイ」のアナログを
買い戻した。