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なにかあり/とくになし

大貧民における革命について

高校生クイズ」をテレビでやっていた。


ちょうど準決勝。
下に降りるゴンドラに解答者たちが乗り込み、
解答出来ない、もしくは不正解だと
その考えている時間の間、ゴンドラが下る。
ある一定ラインを超えてしまうと失格というのが
このときのルール。


いよいよ最初の失格が出ようかというとき、
若手の漫才コンビのひとりが
「何とかチャーンス!」と叫び
緑色のボタンを押した。


それで起こったことは、
「○×クイズ」に正解すると
無条件で1メートルバック出来るというもの(一問のみ)。


なーんだそれ?


なんかこう、もっと革命的なことはないのかと思った刹那、
頭の中は大貧民(大富豪とも言う)。


トランプ・ゲームの大貧民
同じ数のカードが4種類揃うと
「革命!」と叫んでそれを場に出す。
そうすると、その後は
数の逆転が起こるのだ。


それまでは強い順から
エース、13、12、11という順序だったのに、
そこからは
2、3、4、5など低いカードの天下になる。
それが革命(注:ローカル・ルールの可能性あり)。


あのクイズの場でやるべき革命は
「先に下のラインを割った方が勝ち」だったと思うんだが、
それはそれで収拾がつくまいて。