弟推薦店探訪

新宿に出る用事があったので、
中野の弟が9月24日のブログに書いていた
西口のステーキハウス「ル・モンド」に足を運ぶ。

ぼくは結構、感化されやすいのだ。

店内はカウンターのみ（8〜9席ほど）。
中でふたりの若者と
ごはんつぎ係のご婦人が
きびきびと働いている。

カウンターのみの店というと、
高田馬場に「洋●丁」という店があり、
安くて量が多く、味も個性的なこともあって
学生時代によく行った。

そこもカウンターの中で少数がきびきびと働いているのだが、
シェフの厨房アシスタントいじめがひどくて
それが客の目の前であからさまに行われるため
閉口することがよくあった。

雰囲気も味覚のうちだと心から思う。

「ル・モンド」のコンビネーションに
そういう意味でのぬかりはない。

また、常連さんたちの注文時の裏技が興味深い。

「ガーリック多め」
この方は肉汁を含んだガーリックとソースをご飯にかけ
即席ガーリックライスにしていた。

「いんげん多め」
つけあわせのいんげんを大盛り注文。
これは盲点だった。
追加料金はあるのだろうか？
いろいろとさぐるべき妙味がありそうだ。

食べている間も順番待ちの列は途切れることがなく、
電車で席を譲るような気持ちで
さっそうと店を出た。