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なにかあり/とくになし

ぼくは待ちびと

関西地方で発行されている
スマッシュ・ウェスト制作のフリーペーパー「fits」に
サケロックについての文章を書きました。


「CDジャーナル」11月号発売。
畠山美由紀 with ASA-CHANG&ブルーハッツの取材記事、
カジヒデキ新作レビュー、
デザイナー北山雅和の仕事本レビューを書きました。


「電話インタビューが出来ましたよ!」という
興奮のメールが夜中に届いていた。


予定の延期が続き、
実現は難しいと思われていた
ある外国人ミュージシャンの
取材が成功したとの報せ。


質問の草案はぼくが考えた。
間接的に、とはいえ、
ぼくはそのひとと話をしたと言えるのだろうか。


本当は彼に会うために
今月頭には飛行機に乗っているはずだった。


あこがれのひとである。
そう簡単に会えては困ると自分を納得させつつも
直接取材が難しくなったときはため息もついた。


しかし、
ギリギリまで待たされたとはいえ
問いは投げられたのだ。
今は答えが届くの待っているところ。
ぼくは待ちびと。