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なにかあり/とくになし

ピアノ・マン出現

和田誠のエッセイ集「装丁物語」(白水uブックス)を読んでいたら
「自分の映画が」とかいうフレーズがよく出てくるので
思い出してみたら、そうだった。
麻雀放浪記」が和田さんの映画監督第一作だったのだ。


麻雀には一応覚えがある。


父親の方針で
子供のころに麻雀を教わった。


男4人兄弟であったので、
末弟(ブログ「M家の四男坊」の方)が物心つくころには
兄弟で卓を囲めるようになった。


その後、
高校時代は学校の近所に
昼間家に誰もいなくなるという友人が住んでいたので
授業をさぼって麻雀をするようになった。


昔話になるが、
その家には当時最新型のCDプレイヤーがあり、
ぼくは麻雀をしながら
生まれて初めてCDを聴いた。


プリンスの
アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」であった。


さらに、ぼくの家から
さまざまなカセットテープを持ち込んだ。


そんなあるとき、
カセットテープをかけてビックリ仰天!


何と弟(ブログ「中野と夜と音楽と」の方)の歌声が
そこから流れて来たのだ。


その歌は
ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」。
アカペラで、
そしてイントロのハーモニカも再現で!


腹がよじれるほどの熱演名唱であった。
今、みなさんに聴いていただけないのが残念だ。


この話、
そこから話が宇宙規模でずれそうになるので、
続きはまたいつの日か。