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なにかあり/とくになし

打ち上げできいたこと

カクバリズムの打ち上げで
スマッシュ・ウェストのS嬢に
来年1月に
ミシガン州のワンマン妄想ポップメイカー、
スフィアン・スティーヴンスが
来日コンサートをするのだと教えてもらった。


マジですか?


ランディ・ニューマンの現代版とも言われる
鬼才映画音楽家にしてシンガーソングライターの
ジョン・ブライオン
ロスのラルゴというクラブで週末にやっているワンマンショウと
同じくらい見たいのです。


そのジョン・ブライオンのショウの
音の悪い隠し録りテープを友人が
数年前に聴かせてくれたことがあった。


ピアノ・インストのメドレーが30分も続いたかと思うと、
脇に置いた機材からベースとドラムの音を呼び出し
マッドサイエンティストなワンマンバンドに変身。


やがて、生身のベーシストとドラマーが現れ、
最後は何だかロックンロールショーと
バーレスクをごちゃまぜにしたようなものになっていた。


野郎、
ウンパルンパ」のテーマ(from「夢のチョコレート工場」)なんかを
さらりとピアノのメドレーに混ぜやがる。


スフィアンに話は戻る。
彼のライヴは画も音もまだ体験したことがないが、
何となくイメージは
「ハワイ」のころに見た
ハイラマズのステージとダブっている。


たぶん、スフィアンの方が
もっといろんな仕掛けをしてくるんだろうけど。


ハイラマズのステージは
思いのほか人力をきちんと駆使したもので
緻密さの中に
人情味が色濃くただよっていた。


そう言えば、
ハイラマズの今年出た新作「カン・クラッダーズ」は
ほとんど話題にならなかったけれど
ドロシー・アシュビー」という曲が
すごく良かった。