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なにかあり/とくになし

8歳の心

昨日(6日)は
甥っ子の誕生日だったので、
メッセージを送ったのはいいのだが、
送ったあとで考えた。


甥っ子も、もう8歳。
それぐらいの年頃になると、
そろそろ、かわいいかわいいは卒業なのかもしれない。


自分の8歳だったときの心を思い出してみる。
1976年。


かけっこは遅かった。


漫画を描くのが好きで、
新聞の折り込みチラシの裏にデビュー作を描いた。
それが、たぶんこの前後か。


タイトルは
「メタンガマンデデン」という。
ヒーローもののような
ロボットもののような
ストーリーだった。


今でもその主人公は描くことができる。


全校生徒の前で
読書感想文の「みにくいアヒルの子」を
読むことになったはいいが、
何故か壇上で大泣きしてしまった。


それを目撃していたのがぼくの兄。
その子供が8歳になったのだ。
感慨と言うしかない。