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なにかあり/とくになし

びゅんびゅんと西へ

新幹線のぞみは
びゅんびゅんと西に向かう。


車中、
ECDの書き下ろした
自伝的音楽史
「いるべき場所」(メディア総合研究所)を読む。


移動速度が読書に影響しているのか
名古屋に停車する前には読み終えてしまった。


読み止められなかった、
と言うべきなんだろう。


大阪の中之島にある
大阪市中央公会堂
想像していた以上に
古い貫禄の建物だった。


オープンが1918年。
満90歳を迎えてなお、
どっしりと構えている。


舞台の見栄えは
何を褒め讃えているのかわからないが、
“殿堂”という風格がある。


サケロックの演奏について
この秋からどういうたくらみが行われているのか
すでに目撃したひともいるだろうが、
来週、
東京で見るひとも多いはずなので
ここでは書かない。


知恵をしぼったり、
へましたり、
奮闘する4人の若い衆を
殿堂は広い目で見守っていた。


明日はあれ食ってこれ食って。
せっかくの大阪ですもの。