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なにかあり/とくになし

天津丼を捧げます

年末進行の隙間を縫って
今日しかないんだと吉祥寺へ。


クエンティン・タランティーノ
ロバート・ロドリゲス
B級偏愛大作映画
「グラインド・ハウス」完全版を
バウス・シアターで二週間限定で再映しているのだ。


プレミア上映(8日間のみ!)を見逃してから数ヶ月。
ようやく拝めた二本立て(予告篇完備)。


バウスシアターの「バウス2」は
50人も入るといっぱいの小さなコヤだが、
上映前にはほぼ満席に。


3時間はあっというま。


結論を言うと、
これを日本では二本別々に
ロードショー公開したらいいと決めたのは
誰にでもわかる愚行だった。


あるいは、
ひょっとして、
というか、
お願い。


地方の洋画館限定(非シネコン)で、
完全版でやるイベントにして全国回ってはいかが?


途中、
プラネット・テラー」の血みどろに嫌気したのか
退席したひと一名(青年)。
トイレに立つひと数名。


どちらが好きかと問われれば
タランティーノの「デス・プルーフ」と即座に答えるが、
ロバート・ロドリゲス
プラネット・テラー」の熱中力と
血糊地獄に敬意を表し、
晩飯は天津丼にした。


“あん”を血糊に見立ててのこと。


何はともあれ「グラインドハウス」、
今年に間に合った。
いただきます。