馬力の効いた名著
朝起きたら、
手首がだるい。
腱鞘炎というやつか?
いや、違う。
昨晩のしゃぶしゃぶの流れでゲーセンに行き、
よせばいいのに
弟と「太鼓の達人」に燃えてしまったからだった。
「リンダリンダ」は危険です。
起き抜けの風呂で
「クレイジーケンズ・マイ・スタンダード」を
一気に読み終える。
身がゆだるのも忘れるほど
馬力の効いた名著。
横山剣の筆致はきわめて即物的というか反射的で、
妄想さえも生きてきた現実の一部になっている
そんな質感がたのもしい。
3月の「ZERO TOUR 2K8」も
目撃しておきたいなと思う。
馬力をいただいたので、
その後はひたすら仕事をする。
ひきこもったまま陽は暮れて、
ツマが借りた「パルプ・フィクション」を
半分も見ないうちに眠りこけた。