ブルーノート東京に
何を置いてもかけつけた。
忌野清志郎、
復活ツアーのヘソとなる
一夜限りのブルーノート・ライヴ。
武道館での復活ライヴを見損ねた身としては
この幸運をみすみす手放すわけにはいかない。
清志郎は
百戦錬磨のブルースマンと
生まれたての赤ん坊が
一緒に泣いているような
素晴らしい声を出していた。
中学一年生のときに
ぼくにRCサクセションを教えてくれた
お寺の息子タチバナくん(今は住職)に
「今、目の前で清志郎が歌ってるんだ」と
電報を打ちたくなった。
祝福の放電を報せたい。
だから電報。
心から、しびれてる、からだ。
今でも。