実録・時差ぼけの中
バサッ
と音がして目が覚めた。
ついさっきまで読んでいた
福満しげゆき「うちの妻ってどうでしょう?」(双葉社)を
手元から落としたらしい。
場所は帰りの電車の中。
立ったまま寝てしまったのだった。
近くで話していた男子ふたり連れが
けげんな目でこっちを見ている気がする。
時差ぼけ、
いまだ盛んなり。
“ぼけ”ているのに
“お盛ん”とは、これいかに。
ハイファイのブログも
閉店間際の時差ぼけ真っ最中で書いているから
今日書いた文章など
あらためて読んでみて
オチというか内容がうすい。
いや、あれはまったく中味がないのではないか。
いっそ書き直した方がいいかしら、
そうだそうだよと
駅からのバスで
半分眠りこけながら真剣に考えたが、
東京MXテレビでやっている
「水野キングダム」という番組を見たら
「ま、いいか!」とすべてが氷解してしまった。
ハイファイ・ブログ4月29日付の文章は
自戒というか
時差ぼけの記録として残すことにした。