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なにかあり/とくになし

ロック・ちょっといい話

久々に朝から天気がよかったので
フィフス・アヴェニュー・バンドを聴いた。


NRBQのトム・アルドリーノは
69年に彼らが演奏するのを見ている。


後年、
キーボードを弾いていたマレイ・ウェインストックが
ジェイク&ファミリー・ジュエルズに参加していたとき、
「あなた、フィフス・アヴェニュー・バンドにいたよね?」とトムが訊いたら、
マレイは「イエス」と答える代わりに
「ナイス・フォークス」の
ピアノ・ソロをさらっと弾いてみせたんだそうだ。


ロック・ちょっといい話(copyright by 戸板康二)。


夕方から
渋谷タワーレコードヤン富田インストア。


「ごめんなさい」のあいさつから始まり
ドゥーピーズもナイーヴスも
現在のヤンさんを手伝っているスタッフの皆さんも総出して、
アコースティックギターも弾き、
最後はスティールパンで終わる
出し惜しみのない1時間20分。


アコースティックという発想の延長線上にあるエレクトリック。
誠実さが身にしみる。