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なにかあり/とくになし

コンビニにて柳沢きみおを思う

コンビニに立ち寄る。
木曜日に買うのは「モーニング」。
その横には来月末で休刊になる「YS」誌。


結構読んでる漫画があるから、
ちゃんと転籍がされるのか、
打ち切り同然で終了してしまうのか気になっている。


河合克敏とめはねっ!」は
どこかで続いてほしいんだが。


とはいえ、
同じ出版社の「BS」誌で、
先月あたりからバタバタと連載が終了しているので
そこがある程度受け皿になるのであろうということは
たやすく予想がつく。


休刊にするのは
「YS」か「BS」だと社内で議論されたというニュースが
堂々と流れたのもおどろいた。


「BS」がなくなる(公式には“休む”ですが)という
選択肢もあったのだ。


柳沢きみおが「アッパーズ」(04年に休刊になった)に連載していた
「大市民」は氏のセミ・ドキュメンタリー漫画だった。


毎回、世の中に対する俺節の暴発が痛快すぎて
舌がしびれるような読後感があった。


そのコミックス最終巻では、
連載が休刊により終了したため
単行本の余りページに描きおろしが掲載されている。


これが漫画出版界のへの大苦言になっており、
その中で伏せ字とはいえ、
すでに「BS」にまつわる話が語られていた。


それが本当かどうかということより
あの数十ページの迫力が忘れられない。


ずっと前に
あるライターさんが
柳沢きみお全特集がやりたいんですよ」と
言っていたこともついでに思い出した。