猫のいないクリスマスは
飼い猫、
いまだ入院中。
獣医さんに電話する。
「ずいぶん体調はよくなっているようだが、
まだ弱々しく
なにしろ新しいエサを食べてくれない。
飼い主さんが顔を見せてくれたら
本人も喜ぶかも」
猫を“本人”と呼ぶ
このセンセイの本気が好きだ。
夕方、ツマに見に行ってもらったが、
まだ数日かかりそうとのこと。
早くて週末、
なんとか年内には退院というペースだという。
猫のいないクリスマス。
刺身を食べるのに
横で「ぎゃあぎゃあ」言う音も
いつの間にか刺身の味のうちだったんだ。
そうそう、
メールでちょっとしたクリスマス・プレゼントが。
来年も
あそこへ行ってきてくれんかという
お仕事の依頼でした。