いやいや
しばらく前から
iPhoneで不審に感じていたことがあった。
何かのはずみで
画面に表示してある各種アイコン（電話、メール、天気など）が
まるで赤ん坊が“いやいや”をするように
もぞもぞと震えるというもの。
勝手ながら
わたくし
これをフリーズと思っておりました。
進歩したテクノロジーは
これまでのPC、
とりわけマッキントッシュにありがちなフリーズ、
すなわち画面が凍り付いて
機械的に作業を寸断させるのではなく、
“いやいや”という人間的な要素を取り入れたアクションを
使うようになったのだと。
過日、
iPhone先輩の
中野の弟と
その“いやいや”の話になり、
あれが起こると再起動するのだと言ったら大笑いされた。
“いやいや”はフリーズではなかった。
あれは画面上のアイコンを2秒ほど押し続けると起こる現象で
アイコンが揺れている間は
アイコンの整理整頓、場所の移動が出来るというものだったのだ。
ああ、知ってよかった。
だけど
知らなきゃよかったとも思った。
つまり、
その答えを知った瞬間に
”おれだけの機能”を
ぼくは失ってしまったんだ。
出かけの書店で
目の前に3冊のコミック。
「坂道のアポロン」4巻
「うさぎドロップ」6巻
「のだめカンタービレ」22巻。
強豪揃い踏み！
都合により
どれか一冊しか今日は買うことが出来ない。
さあどうする？
