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なにかあり/とくになし

「ジョニー・B・グッジョブ」を読みながら、といきたいとこでしたが

下北沢Indie Fan Clubを
当初は
浜田淳「ジョニー・B・グッジョブ」(カンゼン)を読みながら
わたり歩くつもりだったのだが、
手近な書店では見つけられず、
結局手ぶらに終わった。


まあ実際には
当日そんなに悠長に本を読んでいるヒマなどなかったんだけど。


今日(29日)になって
ようやく渋谷タワレコ7F書籍フロアで発見。


RAW LIFE」主宰者であった浜田さんが
音楽業界の
一般的に見れば末端
しかし現場主義として見れば
彼らこそ本来ならば中核に働く存在として祝福されるべきひとびとの
苦心と信念と雑感をインタビューして引き出しまくった労作。


ここで見て以来
気になって気になってしかたなかったのです。


500P超で
1600円(税別)という価格設定にも
このうえない侠気(おとこぎ)を感じる。
紙の選択もわざわざ軽いものにしてあるのだろう。
かばんに入れても
多少はかさばるが重さの負担にはならない。


つまり、
読んでほしいのだ、多くのひとに。


この本、
本当はタワレコ1Fの
超目立つところで売られるべきだろう。
こういう魂のうずくような本は
7Fで有名ミュージシャンの伝記本とかと
ちんまり並んでる場合じゃないだろう。


売る側にも侠気を求む。


あと一本ライナーノーツを書き終えたら
読み始めるとする。


日曜日の下北沢に話を戻すと
サケロック@SHELTERは素晴らしかった。


この4人にしか出来ないことがやっぱりあるだろうと
まだ名前のない新曲(去年の12月にも演奏された)を聴くと
いやになるほど心をうずかされるのだ。