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なにかあり/とくになし

あ〜たいして考えもせずに推薦しちゃったよ〜

恵比寿tenementにてDJパーティー「Encore!」開催。


お集りいただいたみなさま
DJのみなさま
tenementスタッフのみなさま
ありがとうございました。


買付帰国直後の時差ぼけが
からだにはかなりこたえたけれど
なんとかかんとかやりぬけた。


途中
睡魔があまりに激しくて
トイレに入ったまま眠りこけてしまうかと思った瞬間
DJで流れ出したメロディが気持ちよすぎて目が覚めた。


常盤響さんがかけた
ギャラガー&ライルの「アイ・ウォナ・ステイ・ウィズ・ユー」だった。


終了後
相乗りして帰ったタクシーで
最後にひとりになったときに
ふと思い出した。


イベント中におすすめ漫画の話になって
嬉々としながら
ももえのひっぷ」を堂々と紹介してしまったけど
それってどうだったんだろうか。


「ヒップの話ですか」と訊かれて
「ダムと陰謀とヒップの話です」と答えた。
わけわからないですね。


コージィ城倉の漫画は
もともとの着想が突飛かつ異常なうえに
最終的にテーマをまとめきれずに
暴発気味に連載が終わってしまうものも多い。


自分で考えたストーリーに
自分が過剰に興奮して破綻を招くようなところがあって
それはこの作家の欠点でもあり魅力でもあるのだ。


だから「ももえのひっぷ」も
このさき
名作になる保証は実はあまりない。


あ〜
たいして考えもせずに推薦しちゃったよ〜。


頭のなかにそんなト書きが浮かぶ。
それってまるで
コージィ城倉の描くキャラクターそのままじゃないか。


まあおもしろいんだからしょうがないか。