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なにかあり/とくになし

あたしゃカックン! その2

昨日、
リトル・リチャードの「あたしゃカックン!」が
唐突に上がっていたのはわけがある。


先週土曜日tenementの夜、
12時をまわったころだったかな、
こないだここに書いた本のことが話題になり、
昔の洋楽シングルの邦題はすげえなと
ひとしきり盛り上がった。


そのときに
バンヒロシさんが
「リトル・リチャードの「あたしゃカックン!」もすごいで」と
まるで
トランプの切り札を出したように言ったものだから、
俄然その場が騒然としたのだ(4人しかいなかったけど)。


何故かぼくも
「あたしゃカックン!」のことは
歴史的おもしろ邦題のひとつとして覚えていた。
ただ、
その原題がわからない。
リトル・リチャードの曲で
「カックン!」するようなのって何?


バンちゃんからは
「カッ(↗)クン(↘)」ではなく
「カッ(↗)クーン(↗)」ではないのかという指摘が出たり。


とにもかくにも
真夜中のカックン談義は結論を見ないまま終わった。


で、
調べてみました。


まず、
リトル・リチャードの「あたしゃカックン!」は
日本では「すてきなママさん」のB面で
原題は「Ooh! My Soul」。


それのどこがカックンなんだという話だが、
おそらくこれが元ネタではないかと思う。


由利徹南利明の歌う「カックン・ルンバ」(59年のヒット曲)と
リトル・リチャードの「Ooh! My Soul」。


並べて聴くと
それぞれの一番の最後の部分が、
ああ、確かに“カックン”。


ただし
この検証はまだ過程であり
真偽のほどは定かではありません。