古本屋ができそうです

旧中杉通りの
こないだまでバッグ屋さんだったところに
新しい店子が入るらしく
こないだから改装がはじまっていた。

先週くらいに
その前を通ったツマから
「本棚らしきものが搬入されていたよ」とも聞いていた。

そして
今週はいよいよ
お店としての内装が本格的に進みはじめたようで、
どうやら
やっぱり古本屋さんになるみたいだ。

そしてついに
屋号を描いた庇（ひさし）が
掲げられた。

その名前を見て
ツマが「あっ！」と声をあげた。

そう言えば
すこし前に
ツマの友人の、そのまたお知り合いのお知り合いが
阿佐ヶ谷で古本屋を開店するので
要らない本を売ろうかしら（「売れ！」とぼくには聞こえる）なんて話を
ツマから聞いていたのだ。

ツマの友人の、そのまたお知り合いのお知り合いというつながりなので
現時点では
ぼくとはつながりがない。

でも
品揃えではなく
内装の雰囲気だけで言えば
なかなか期待できそうな気がする。

いわゆる
型通りのチェーンストアでもないし、
なにかに凝り固まってしまった感じでもなさそう。

良い古本屋なら
ぼくの本を売ってしまったとしても
いくらでも道草して
新しい発見をすることができるはず。

まだ
毎日の行き帰りに前を通るだけだが
ひそかに応援をしているのだ。