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なにかあり/とくになし

姉なんだ、萌えなんだ

ズーイー・デシャネル
いっぱい歌をうたっていることで話題の
新版「くまのプーさん」のサントラを聴きながら
仕事をしている。


(500)日のサマー」が
ロック好きのM系男子のハートをズキュンとつかみ、
シー&ヒムも予想外に売れて、
彼女は
現代のちょっとしたアイドルっぽい感じにすらなっている。


もう31歳なのに。


「くまプー」のサントラを聴いていて
あらためて魅力的に思うのは
彼女の鼻にかかった甘い声の
ちょっと歳上な感じ。


コケティッシュだけど
ロリータじゃない。
高嶺の花というより
ほどよいご近所感もあって。


たぶんね、
彼女にときめくのは
日本でいうところの
姉萌え”なんだ。


思い出して見れば
ズーイー・デシャネル
今のようなズーイー・デシャネルだと意識せずに
だれもが見ていたのは
「オールモスト・フェイマス(あの頃ペニーレインと)」の
主人公のお姉さん役だった。


「くまプー」での彼女の歌は
物語をやさしく聴かせるお母さんではなく
「あー、わたし、ちょっと飽きちゃったわ」と
途中で好き勝手に物語を脱線させる姉っぽい役回りの声をしている。


ディズニー・ソングの名曲「ウィニー・ザ・プー」の
彼女のヴァージョンも素敵だけれど
オリジナル曲の「ソー・ロング」の響きは
まさに見事に
ちょっと身勝手な姉なんだ、
萌えなんだ。