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なにかあり/とくになし

ともしび

ハイファイでの仕事を終えてから
駆けつけた渋谷WWW。


キセルオオルタイチ+ウタモのツーマン。


この2アーティストが共演した会場限定のCDシングル
「ともしび/日本の幸福」発売記念ライヴでもあるし、
なによりも
その2曲を買いたいだけじゃなく
今この耳で聴きたくて
なんとかぎりぎりで間に合うように急ぎ足。


9時をまわったあたりに到着。
キセルのライヴは
中盤にはいったあたりか。


この日は兄弟ふたりだけヴァージョン。


アンコールでオオルタイチとウタモが呼ばれ
シングル曲で共演。


「ともしび」は
歌詞・オオルタイチ
曲・辻村豪文。


オオルタイチの書いた歌詞を「南米の曲のようだ」と
キセル兄さんは言っていたが
言わんとすることはわかる気がする。


よけいな言葉がなく
喜怒哀楽的な感情の噴出にたよらず
淡々と語るように
心にぽっかり空いた穴のありかにたどりつく、そんな歌。


どんな歌なんだ、そりゃ。
でも
そんな歌としか今は言いようがない。


「日本の幸福」は
キセル単独ヴァージョンをライヴで聴いて
素晴らしいカヴァーになっていることは知っていたが
共演ヴァージョンでは
一番をオオルタイチが歌う。


実は彼が歌うのを生で見聴きするのはこれがはじめて。


その声を
聴いた瞬間
ふるえが来た。


これもライヴ限定で売っていた
オオルタイチ+ウタモ名義の
はじめての歌ものEPCD「ihati EP」を
すぐさま買った。
買わずにはいられなかった。