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なにかあり/とくになし

日記のように書いてみる

昼間、
246沿いのCafe Miyamaにて打ち合わせ。


その後、
浅草橋天才算数塾でおこなわれる
プールサイドの女たち」に向かう予定だが
すこし時間があったので
別の店にしけこみ本を読む。


高橋幸宏「心に訊く音楽 心に効く音楽」(PHP新書)読了。
レコード・コレクターズ」に書評をたのまれている。


つづいて
磯部涼編・著「踊ってはいけない国、日本」(河出書房新社)。


発売直後に買って
ばるぼらさんの「マンガはディスコ/クラブをどう描いてきたのか」だけ
ひと足先に読んでいた。


だが、
ぱらぱらと拾い読みするのではなく
一気に読み切って感情や理解をごった煮にすべき本と思っていたので
しばらく積まれたままになっていたのだ。
昨晩
円山町のクラブに深夜の一斉摘発が入ったというニュースをチラ見していたし
今日がその“一気”のタイミングと思った。


そのまま品川まわりの山手線に乗っても読み続けたが
昼の睡魔がおとずれたので
いったんたたむ。


iPhoneからは
藤井洋平「この惑星の幾星霜の喧噪も、も少したったら終わるそう」。


ひとりものの悪夢が寝言になったような
しかし心に引っかかっる歌とメロディには
天才を感じさせるものがある。
このアルバム、
岡村靖幸にきかせたらどんな顔するだろうと思いつつ
秋葉原で乗り換えて浅草橋につくころには
ラスト・ナンバー「ラーメン屋の息子」。


なんてこと!
この曲、
日本語による「パープル・レイン」じゃん!


すこしだけ道に迷って
天才算数塾へ。


算数塾は
ガラスの引き戸の面構えをした
昔ながらの日本家屋。


着いた途端に
その“たたき”で
一番目の出演者、山口智子が歌い出した。


別役実の詩などを
素のまんまともいうべき声で歌にする。
飾り気がなさすぎる気もするけれど
好感は持った。


その後、
柴田聡子と大森靖子がデュエットで「悪女」など3曲を歌う
ちょっとした幕間のごちそうがあり
舞台は畳敷きの2階へ。


Temple Bookのシンガー、nekiの
か細く幽玄とした歌につづき
柴田聡子の出番。


控え室というものがない構造だということもあるが
「ちょっと寝るか」と
客前で彼女がごろんと身を横たえて
数分ほど本気で寝てしまったのにおどろいた。


リハーサルで
小声で歌っていたのは
「帰れない二人」。


こうして日記のように書くのがいいかどうか
よくわからないけど
再開後のペースがまだつかめないので
しばらくこれでやってみる。


ただし長くなりそうなので
つづきはまた明日。