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なにかあり/とくになし

マロニー×2

すっかり書き忘れていたが、“マロニー”検索による来訪者、2件あり。


マロニーをみそ汁の具にしたのは、のだめ(「のだめカンタービレ」)。


その“のだめ”の恋人で指揮者の千秋真一をジャケットに使ったクラシックの企画盤CD、書店のレジにも積まれるほどだから、結構売れているのだろう。
連載初期に彼が指揮棒を振った「ライジングスターオーケストラ」は、最初はダメダメで、最終的には見事なオーケストラに仕上がってゆくのだが、「その“最初”の演奏があった!」という触れ込みで、プレゼンしたい企画というか、リイシューしたいCDがある。


ポーツマスシンフォニア


イギリスの素人オーケストラ(ほぼ初心者)による、奇跡の作品(オリジナルはイギリスのトランスアトランティック・レーベルで、確か1974年頃の発売)。
“ふんだりけったり”を音にしたらこうなる。
不調、鈍重、破綻、滑稽、失笑、感動の順で、感情を揺さぶる。
ブライアン・イーノが彼らの演奏に感激し、参加したとか何とか。
あの「ウィリアム・テル序曲」を世間に轟かせたいんじゃ!